ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成24年度(展覧会情報) > 24年度 特別展6「生誕100年記念 高山辰雄展」
更新日:2013年6月17日
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上の写真 暮小径 1950年代後半
「心の目で描け!」若き高山の挑戦
【概要】
大分市出身の高山辰雄(1912~2007)は、東京美術学校日本画科に進学し、松岡映丘に師事。ポール・ゴーギャンの伝記本に啓発を受け、戦後まもなく、鮮烈な色彩と形体の簡略化をおしすすめた作風で注目を浴び、日本画と洋画の壁をとりのぞく独自の作風を展開し、長く日展を中心に発表を続け、わが国美術界を常にリードする存在として活躍しました。1972(昭和47)年、日本芸術院会員。1982(昭和57)年には、文化勲章を受章しました。人間、自然、宇宙をテーマに、深い精神性をたたえたスケールの大きなその画世界は、いまなお高い評価を受けている。
本展は、高山辰雄の生誕100年を記念して、大分市美術館と大分県立芸術会館が初めて共同開催した展覧会で、果敢に挑戦した、若き日の高山に焦点をあて、画業前半期(1934~1968)を(日本画80点、版画10点および関連資料)を中心に紹介した。
なお、大分県立芸術会館では、生きとし生けるものへの深い共感を崇高な絵画世界へと昇華させた、1970年代以降の画業後半期の作品を紹介するとともに、1987(昭和62)年から1999(平成11)年までの13年間にわたり、月刊誌『文芸春秋』に描いた表紙絵原画全156点を特別展示した。
【会期】平成24年12月20日(木曜日)~平成25年2月3日(金曜日)
【休館日】12月25日(火曜日)、12月29日(土曜日)~1月1日(火曜日)、1月15日(火曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日)
※12月28日(金曜日)、1月2日(水曜日)~4日(金曜日)は、特別開館した。
【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
【観覧料】
大分市美術館のみ 一般800(600)円/高校生・大学生500(400)円
共通観覧券 一般1,400円/高校生・大学生800円
※中学生以下は市内、市外を問わず無料。
※()内は団体(20人以上)料金。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。
※共通観覧券で大分市美術館と大分県立芸術会館の「生誕100年記念 高山辰雄展」が観覧できた。
【会場】大分市美術館企画展示室1、2
【主催】大分市美術館、大分合同新聞社
【関連事業】
【展示解説】美術館職員による展示解説(観覧券要)
【展示作品数】日本画80点、版画10点および関連資料
【観覧者数】7,899人
下の写真 少女 1949年 第5回日展
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