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更新日:2022年3月15日
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「チキリンばやし」は作詞作曲から振り付けまで大分市の人々の手で作り上げた、大分市独自の民謡です。歌詞は方言をそのまま生かし、曲には大分に古くから伝わるチキリンという「鉦」のリズムが取り入れられています。
昭和45年(1970年)、大分市民が一体となって歌い踊れる新民謡がほしいという声が大きく持ち上がり、関係者の方々の研究と努力により誕生しました。
昭和46年(1971年)4月には、歌手の都はるみさんが歌ったレコードも全国発売され、「あの有名な都はるみさんが歌ってくれた」ということで、盛り上がりをみせていました。
踊りは軽快な振り付けで覚えやすいので、大人も子どもも楽しめる踊りとなっています。例年8月第1週に開催される大分七夕まつりで披露されており、完成から50年経った今では、夏まつりを彩る踊りとなっています。
チキリンばやしには踊りが2種類あります。
太鼓をたたく動作等が取り入れられた振付を、軽快なテンポで踊ります。
誰もが気軽に楽しく踊れる振り付けとなっています。
平成7年に若い世代の方にも関心を持ってもらおうと作成されました。正調チキリンをサンバのリズムに編曲しており、ハイテンポでにぎやかな曲になっています。
踊りは正調と同じくバチをもって踊り、ジャズダンスと民謡をミックスしたモダンな振付となっています。
大分市公式YouTubeにて、チキリンばやしとサンバチキリンの踊り方を紹介しています。
動きをひとつずつ解説していますので、初めての方でも簡単に踊れるようになります。下記QRコードからもご覧いただけます。
(チキリンばやし・サンバチキリンの踊り方紹介動画)
(QRコード)
「チキリン」とは、大分市内のお祭りに伝わる「鉦」(かね)を中心としたお囃子のことです。「鉦」(かね)は、真鍮製で丸くて平たい底がある形をしています。
お祭りには太鼓と鉦が古くからよく使われていますが、大分の祭りには特に「鉦」が中心になり、太鼓がこれにそって響きます。
チキリンの音を出すのには、竹を削った柄に3~4センチ位の長さに切った鹿の角を直角に取り付けた、叩く道具「撞木」を使います。
撞木を縦にもち、立てて「コンコン」と鉦の底を叩き、次に寝かせて輪の内側を「チキリン、チキリン」と三回叩きます。早いリズムを体で調子を取って叩く「コンコン、チキリン、チキリン、チキリン」の鉦の音は、ずいぶん昔から大分の祭りばやしに伝わっているもので、全国的にも珍しいお囃子になります。
(演奏チキリン台一式)
興味はあるけど音源や練習道具がないといった方向けに、練習道具(CDや踊り用のバチなど)の貸出も行っております。
詳しくは下記までお問合せください。
おおいたチキリンばやし推進実行委員会事務局(大分市観光課内)
〒870-8504
大分市荷揚町2-31
電話:097-537-7043
ファクス:097-537-7043
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