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更新日:2015年7月6日

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大友宗麟公を支えた家臣の魅力を紹介します 

大友宗麟公像2

漫画家「宮下あきら」氏が描く
《大友宗麟》
《立花道雪》
《高橋紹運》

大友宗麟いざ参る
漫画家「宮下あきら」氏が描く
《大友宗麟》

戦国時代、郷土の英傑「大友宗麟」は多くの優れた家臣に支えられ、豊後府内(大分市)を九州最大の国際貿易都市に繁栄させるなど、九州6カ国の覇者として君臨していました。

今回は、その宗麟を支えた大友家臣団きっての猛将「立花道雪」と「高橋紹運」の二人を紹介します。

○立花道雪 たちばな どうせつ (1513~85)
元々は戸次鑑連(べっきあきつら)といい、筑前国(現福岡県の一部)の立花家を継ぎ、後に出家して「道雪」と名乗りました。道雪は、各地の反乱鎮圧はもちろん、毛利元就・龍造寺隆信など多くの強敵との戦いで活躍し、大友家随一の武功を誇りました。
大友氏の全盛期を支えた大友家臣団の中でも、特に優秀な家臣であると称えられた「豊州三老(ほうしゅうさんろう)」の一人でもあります。また、百戦錬磨の豪傑と伝えられる道雪は、若いころに雷に打たれて下半身不随になってしまったため、戦時は駕籠(かご)に乗って出陣し、勇猛果敢に戦っていたと言われています。
一方で、一時好色におぼれた宗麟に忠言する機会をつくるため、わざと京都から踊り子を招いて日夜おどらせ、訪れた宗麟を涙ながらに諌めたという逸話があります。このエピソードで登場する「三つ拍子」という踊りが、「鶴崎おどり」の起源とも伝わっています。
晩年になっても、道雪は大友氏と島津氏の対立の中で、戦いに明け暮れます。そして、1585年にその島津氏との抗争のさなか、高良山(こうらさん、現久留米市)の陣中で病没しました。

彼は最期を迎えるまで、大友家と主君宗麟のために戦い続けたのです。

○高橋紹運 たかはし じょううん(1548~86)
元々の名を吉弘鎮理(よしひろしげまさ)といい、大友家屈指の家臣「豊州三老」の一人、吉弘鑑理(よしひろあきまさ)を父に持ちます。また、筑前国(現福岡県の一部)の高橋家に迎え入れられ、後に出家して「紹運」と名乗ります。
紹運は、筑前国の平定に乗り出し、立花道雪らとともに大友氏最盛期を支えました。
また、彼の息子に統虎(むねとら、後の立花宗茂)がいましたが、統虎は大友きっての猛将である立花道雪の立花家へ婿養子として入り、道雪の跡を継ぎます。
その統虎は、後に優秀な武将に成長し、立花宗茂という名で一般に広く知られています。
宗麟の晩年、大友氏は九州の覇権をめぐって島津氏との一大決戦に挑みますが、大敗し、以後大友氏は衰退していきます(高城・耳川の戦い)。
耳川の戦いで大友氏を破った島津氏はやがて大友領国内に侵攻し、領内を蹂躙していきます。紹運はその防衛のため、日々各地を転戦し、勇猛に戦いました。
しかし、圧倒的劣勢の中、紹運の居城岩屋城は島津軍に包囲され、ついに追い詰められてしまいます。1万を越す大軍の島津軍に対し、紹運はわずか700余人の兵をもって岩屋城に篭城。悲壮な徹底抗戦の末、玉砕・壮絶な戦死を遂げました。

最後まで大友家に忠義をつくして奮戦した紹運の生きざまは現代まで語り継がれています。

漫画家「宮下あきら」氏が描く『大友宗麟・立花道雪・高橋紹運』

人気漫画「魁!!男塾」の作者として有名な漫画家「宮下あきら」氏が、本市の「大友宗麟プロモーション」に役立てて欲しいと、新たなイラストを提供してくれました。そこで、この宮下あきら氏のイラストを活用したポスターを作製しています。

【鶴崎踊】

大友宗麟公の時代から踊り継がれ、450年以上の歴史と伝統を誇る「鶴崎踊」(国選択無形民俗文化財)。
鶴崎踊には、しっとりと優雅な「猿丸太夫((さるまるだゆう)」と軽快なテンポの「左衛門((さえもん)」の二つの踊りがあります。

VIEWING 大分市の新たな魅力を発見するウェブサイト『―大友宗麟の魅力に迫る-』

知れば知るほど面白い!おおいたの英傑・大友宗麟の魅力に迫る

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