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更新日:2025年4月28日
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大分市では、今後も高齢者数の増加により、介護サービスの需要が増大・多様化することが見込まれています。
また、生産年齢人口の減少に伴い、介護や医療の各分野における人材不足が課題となっています。
このような状況の中で、質の高い効率的な介護サービスの提供体制を確保するため、市・介護事業所・医療機関等の介護保険業務をDX化する取り組みを行っています。
大分市では、以下の取り組みを行っています。
※開始年度に(モデル)と記載のある、番号2、5、6の取り組みは、国のモデル事業として全国に先駆けて実施している取り組みです。
詳細は、ページ下部『令和6年度モデル事業』をご覧ください。
番号 (下図の記号) |
業務 | 概要 | 開始年度 |
1(F) | 認定調査 | 専用ソフトを搭載したタブレットを導入し、認定調査票の作成・提出をデータで行う | 令和5年度 |
2(A) | 主治医意見書 | 医療機関から大分市に提出する主治医意見書をデータで送付する | 令和6年度(モデル) |
3(E) | 介護認定審査会 | Web会議ツールを活用したリモート審査を行う | 令和4年度 |
4(D) | ペーパーレス会議システムを活用した電子資料による審査を行う | 令和5年度 | |
5(B) | 情報開示 | 介護事業所による認定資料の開示申請と大分市による認定資料の開示をオンライン化する | 令和6年度(モデル) |
6(C) | 証情報の確認 | 介護事業所による被保険者証等情報の閲覧をオンライン化する | 令和6年度(モデル) |
各種業務をオンライン化・ペーパーレス化することで、主に以下の効果が期待され、介護認定結果通知の期間短縮や迅速かつ適切な介護サービス提供につながります。
令和6年度の介護DXに関する国のモデル事業として、下表の介護事業所・医療機関のご協力を得て、国の構築するシステムを活用したデータ連携の実証に取り組んでいます。
数年後の全国実装時により良い仕組みとなるように、令和6年度の実証報告として、課題や改善点等の意見を国に提出しました。
令和7年(2025年)1月14日~2月28日
※順不同、敬称略
法人名 | 事業所名 | 実証内容 | ||
2(A) |
5(B) |
6(C) |
||
医療法人 久真会 | 河野脳神経外科病院 | ○ | ||
社会医療法人 三愛会 | 大分三愛メディカルセンター | ○ | ||
介護相談センターさんあい | ○ | ○ | ||
介護老人保健施設わさだケアセンター | ○ | ○ | ||
社会医療法人 関愛会 | 佐賀関病院 | ○ | ||
坂ノ市病院 | ○ | |||
大東よつば病院 | ○ | |||
ケアセンターひまわり | ○ | ○ | ||
介護老人保健施設やすらぎ苑 | ○ | ○ | ||
大東リハビリテーションセンターもみの木 | ○ | ○ |
項目名 | 従来 | 設定目標値 | 実証結果 |
要介護認定申請受領から要介護認定結果通知までの期間 | 34.6日 | 27.7日 | 32.4日 |
要介護認定に関する各種業務に要した時間 | 218分 | 185分 | 194分 |
紙の節減(1件あたりの必要数をA4用紙に換算し効果を積算) | 17枚 | 4枚 | 7枚 |
本実証事業にて構築するシステムを活用して行う要介護認定審査件数 | ― | 100件 | 185件 |
令和6年度介護DX先行実施事業報告書(PDF:10,817KB)
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