ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 文化・芸術振興 > おおいた夢色音楽プロジェクト > ふるさとコンサート > 31年2月24日 おおいた夢色音楽プロジェクト&別府アルゲリッチ音楽祭連携事業「第12回大分市ふるさとコンサート」を開催しました!
更新日:2019年3月11日
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「大分市ふるさとコンサート」は、大分市にゆかりのある若手実力派演奏家4名によるクラシックコンサートです。
大分市が日本における「西洋音楽発祥の地」であることに因み、年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むような「音楽のまち大分」を実現するために推進している「おおいた夢色音楽プロジェクト」の一環として、開催しています。
今回は、初の別府アルゲリッチ音楽祭連携事業として、これまでの音楽祭で大分県出身若手演奏家コンサートに出演された4人に演奏していただきました。
佐藤花菜さんは、大分市の大分県立芸術緑丘高等学校を卒業され、現在は、東京藝術大学音楽学部器楽科4年次に在学中です。
第66、67回全日本学生音楽コンクール北九州大会フルート部門高校生の部奨励賞。第21回宮日音楽コンクールでは管楽器部門最優秀賞、グランプリ、全部門最高位であるANAヨーロッパ賞を合わせて受賞されるなどの功績をお持ちです。
第18回別府アルゲリッチ音楽祭大分県出身若手演奏家コンサートなどに出演。
当日は、ヴィヴァルディの「フルート協奏曲第1番 へ長調『海の嵐』作品10-1」を演奏していただきました。
中津留果己さんは、大分市の大分高等学校音楽科コースを卒業後、桐朋学園大学に進学され、同大学研究科、桐朋オーケストラ・アカデミー研修過程を修了されています。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト7、セイジ・オザワ松本フェスティバル2015,2016などに塾生として参加。2016年にウィーン国際音楽ゼミナールを受講され、Prof.ディヒラーコンクールにて第1位を受賞。2017年に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団されています。
第19回別府アルゲリッチ音楽祭大分県出身若手演奏家コンサートに出演。
当日は、ヴィヴァルディの「ヴァイオリン協奏曲『四季』よりヘ短調『冬』作品8-4」を披露していただきました。
三浦大喜さんは、大分市に生まれ、大分市立原川中学校、大分県立大分鶴崎高等学校を卒業。国立音楽大学声楽科を卒業された後は、イタリアに留学されました。
多摩フレッシュコンサート2006奨励賞(第2位)、第7回日本アンサンブルコンクール優秀演奏者賞(第1位)受賞。
全国共同制作プロジェクト「フィガロの結婚~庭師は見た!~」全14公演のクルツィオ役で好評を博したほか、幅広い役柄を手掛けられ、コンサートではテノールソロとしても定評をお持ちです。藤原歌劇団の正団員に所属されており、公演にも多数携わられています。
第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭大分県出身若手演奏家コンサートに出演。
当日は、カルディッロの「つれない心(カタリ・カタリ)」やディ・カプアの「オ・ソレ・ミオ」など4曲を披露していただきました。
渡邊智道さんは、大分市の大分大学教育学部附属中学校を卒業され、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学へと進まれました。
2016年に日本音楽コンクール・ピアノ部門第3位入賞を区切りとし、その後は昔の偉大な巨匠達が体現し、次世代に伝えんとした真の芸術としてのピアノ演奏、響の在り方の追及、復活、伝承を求めて活動。各地で協奏曲客演、独奏、室内楽等で独自の活動を展開されているほか、作詞、作曲、文筆、脚本執筆においても活動されています。
第11、19、20回別府アルゲリッチ音楽祭大分県出身若手演奏家コンサートに出演。
当日は、バッハ(ブゾーニ版)のピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052を演奏していただきました。
~出演者4人と【弦楽オーケストラ】ストリング大分(指揮:新見 準平)~
当日は空席がなかなか見つからないほどの大勢のお客様に囲まれる中、佐藤さん・中津留さん・三浦さん・渡邊さん4人の若手実力派演奏家と、過去の大分市ふるさとコンサートでも出演歴のある指揮者・新見さん、県内外の選りすぐりのメンバーからなるプロフェッショナルな弦楽合奏団「ストリング大分」の皆さんの力が結集し、大分市にゆかりのある素晴らしい才能をもった演奏家の存在を誇りに思えるようなステージとなりました。