更新日:2018年8月31日
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「明るい選挙」とは、選挙犯罪や義理人情などによるゆがんだ選挙を排し、選挙が公明かつ適正に行われ、私たちの意思が政治に正しく反映される選挙をいいます。そして、これを進めるための運動を「明るい選挙推進運動」といい、これは、特定の政党、政策、候補者を支持したり反対したりする政治活動や、選挙運動とは、はっきり区別されるものです。
この運動は、当初「公明選挙」と呼ばれていましたが、その後変遷があり、現在の「明るい選挙」という呼び名になりました。名称の移り変わりはありましたが、この運動の趣旨、目的は一貫して現在に至っています。
『大分市』も、昭和39年10月16日、市議会において、「公明選挙都市宣言」の決議がなされ、市民の明るい選挙推進の気運が高まる中、昭和42年4月1日、「大分市明るく正しい選挙推進協議会」が正式に発足し、昭和49年5月9日、現在の「大分市明るい選挙推進協議会」となりました。
現在の大分市明るい選挙推進協議会の推進員数は、140人(会長1人、副会長2人、理事28人、推進員109人)で、各小学校区から選出された者と、学識経験者、各地区公民館長等で構成されています。
「選挙に行かないキミたちのために、五人の映画監督がメガホンを取った!」と銘打ち、選挙や政治・社会問題をテーマにした5つのオムニバス映画が製作されました。
明るい選挙のイメージキャラクターとして、平成12年4月に誕生した「選挙のめいすい(明推)くん」。皆さん、ご覧になられたことがありますか?
ご存じの方もそうでない方も、改めて「選挙のめいすいくん」についてご説明します。
まず、頭部の2本の縦線ですが、投票用紙挿入口を表しています。お気づきになられたかと思いますが「選挙のめいすいくん」は投票箱をモチーフにしています。
そして、明るい選挙の実現に向かうために、背中に羽が付いています。
名前の「めいすい」は、「明るい選挙推進協会(協議会)」の「明」と「推」を引用しています。
皆さんも可愛がってくださいね。
「白バラ」は、明るい選挙のシンボルになっています。この白バラの花言葉には「いつまでも変わらない心」、「私はあなたに一番ふさわしい」という意味があるそうです。
この白バラが明るい選挙のシンボルとして、いつ頃から使われたか明らかではありませんが、明治時代に原敬や犬養毅などの国会議員が胸に白バラをつけて登院したといわれています。また、普選運動者が、白バラを胸に飾って、運動を行ったそうです。
戦後に至り、昭和30年11月の普選30周年、婦人参政10周年記念祝典のシンボルに使用されました。
各種選挙の際に、候補者にきれいな選挙の実施を要望して、白バラを贈ったり、選挙啓発を目標としたグループや機関紙に白バラの名をつけることが多くなり、現在では一般に広く使われています。