更新日:2024年5月31日
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監査委員は、地方自治法に基づき設置されている独立した執行機関です。また、監査委員は、市長が議会の同意を得て、人格が高潔で、地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者および市議会議員のうちから選任します。
監査委員の任期は、識見を有する者のうちから選任される監査委員(識見委員)は4年、議員のうちから選任される監査委員(議選委員)は議員の任期によります。
選任区分 |
氏名 |
就任年月日 |
備考 |
---|---|---|---|
識見 |
永松 薫 |
令和6年4月1日 |
代表監査委員 |
識見 |
古庄 研二 |
平成26年6月28日 |
|
議選 |
今山 裕之 |
令和5年3月20日 |
|
議選 |
帆秋 誠悟 |
令和5年3月20日 |
|
定期監査は、市の財務に関する事務の執行が適正かつ効率的に行われているか、経営に係る事業の管理が合理的かつ効率的に行われているかを主眼として、毎会計年度1回以上期日を定めて実施するものです。
行政監査は、平成3年4月に地方自治法が一部改正され、監査委員は必要があるときは、財務事務のほか特定の事業や職員の配置、行政の運営等について監査ができることとされたことから、特定の事業や施策について監査テーマを設定し、法令等に従って適正に事務処理されているかという観点に加え、経済性・効率性、有効性の観点を主眼として実施するものです。
随時監査は、財務に関する事務の執行および経営に係る事業の管理について、監査委員が必要あると認めるとき随時に実施するものです。
財政援助団体等監査は、市が補助金等財政援助をしている団体や出資している団体、公の施設の管理を行わせている団体の出納その他の事務を監査するもので、事業が適正かつ効率的に行われているか、市の指導監督が適切に行われているかを主眼として実施するものです。
例月出納検査は、会計管理者および上下水道事業管理者の保管する現金の在り高および出納関係諸表等の計数の正確性を検証するとともに、現金の出納事務が適正に行われているかを主眼に、毎月実施するものです。
決算審査は、市の一般会計・特別会計、公営企業会計の決算書およびその他の関係諸表等の計数の正確性を検証するとともに、予算の執行または事業の経営が適正かつ効率的に行われているかを主眼に実施するものです。
また、基金の運用状況審査は、大分市では土地基金の運用を示す書類の計数の正確性を検証し、適正かつ効率的に運用されているかどうかを主眼として実施するものです。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、健全化判断比率および資金不足比率の算定基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼に実施するものです。
住民監査請求とは、市民が、市長等や職員の違法もしくは不当な公金の支出、財産の取得、管理や処分、契約の締結等について、監査委員に対し監査を求め、必要な措置を請求する制度です。
外部監査制度は、市長が、弁護士や公認会計士など、外部の専門的な知識を有する人と契約し監査を受けるもので、包括外部監査と個別外部監査があります。
包括外部監査は、大分市の財務事務等について、外部監査人が特定のテーマを定めて毎会計年度1回以上実施するものです。都道府県、政令指定都市、中核市に実施が義務付けられています。
個別外部監査は、住民監査請求や議会の請求による監査等について、監査委員による監査の代わりに外部監査人による監査を求めることができるものです。
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