ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > MEET BAMBOO PROJECT OITA JAPAN > 大分市美術館特別展「Meet Bamboo! 丘の上のコレクションと竹との出会い」を開催します
更新日:2025年8月8日
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大分市美術館では、現在大分で活躍する竹工芸作家や竹を材とする現代美術家6人を紹介します。今回、作家たちは当館のコレクションの中から、それぞれ作品を選び、約1年をかけてそれらと向き合い、創造の原点として新作の制作に取り組みました。当館のコレクションに刺激を受け、作家それぞれの創造性によって制作された新しい作品、そして作家の目を通して新たな魅力が引き出されたコレクションをお楽しみください。会場には、当館の竹工芸コレクションとともに、河野祥篁、岐部笙芳、中臣一らによる作品も併せてご紹介いたします。
本展は、次世代のクリエイター・アーティストの育成および発信の場となる文化施設の機能強化を目的とした「クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業」における「大分発アートプラクティス発信事業―竹/キュレーション・プロデュース MEET BAMBOO PROJECT OITA JAPAN」の一環です。
「大分発アートプラクティス発信事業―竹/キュレーション・プロデュース MEET BAMBOO PROJECT OITA JAPAN」詳細はこちら
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池将也《竹遊膳》2024年 |
木﨑和寿《Words that shape me IV》2025年 |
近藤雅代《春の雨》2021年 |
谷口倫都《木霊》2024年 |
長谷川絢《胎 ll》2019年 |
※掲載の竹工芸作品写真は、展示作品とは異なります。 ※青柳慶子、近藤雅代の作品画像は日本工芸会西部支部提供。 |
会期 | 令和7年10月3日(金曜日)から11月16日(日曜日)まで |
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開館時間 | 午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで) |
休館日 |
令和7年10月14日(火曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)、11月10日(月曜日) |
観覧料 |
一般1,000円(800円)、高大生700円(500円)中学生以下は無料
販売期間:令和7年9月3日(水曜日)から令和7年10月2日(木曜日)まで |
会場 |
大分市美術館 企画展示室 |
主催 |
大分市美術館、大分合同新聞社、Meet Bamboo実行委員会 ![]() |
後援 |
大分県、別府市、日田市、臼杵市、竹田市、豊後大野市、由布市、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム、月刊・シティ情報おおいた、NOAS FM、ゆふいんラヂオ局 |
助成 | 文化芸術活動基盤強化基金![]() |
竹文化が切り拓く未来の可能性について、国内外の専門家とともに語り合うフォーラムを開催します。
午後1時~午後1時15分 主催者・来賓挨拶
午後1時15分~午後2時15分 基調講演1.「伝統・技術×デザインが切り開くグローバル・フロンティア」
講師:コシノジュンコ氏(ファッションデザイナー)
午後2時15分~午後2時50分 基調講演2.「竹・ジャパンカルチャーのグローバル最前線とポテンシャル」
講師:米山佳子氏(アートコンサルタント)
午後3時~午後5時 シンポジウム「大分発アートプラクティス発信事業-竹/キュレーション・プロデュース」
講師紹介
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コシノジュンコ 装苑賞を史上最年少で受賞後、パリ・コレクションに22年間参加。北京、NYなど世界各地でショーを開催し、国際的な活動を展開。デザイン展プロデュース、VISIT JAPAN大使、上海万博日本親善大使も歴任。オペラやスポーツユニフォーム、和太鼓TAOの衣装、花火デザインまで、多岐にわたる分野で活躍。数々の国際賞を受賞し、国内外で高く評価されるファッション界の第一人者。 |
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米山佳子 アートコンサルタント。国際芸術文化振興会展覧会プロデューサー後、MoMA,NY 勤務。1999 年帰国後アートコンサルタントとして独立、MoMA リテール日本担当コンサルタントや TAI Gallery (現 TAI modern)リエゾンを行う。2013-2015 年には大分県竹工芸品海外販路開拓事業プロジェクトアドバイザーを務める。 |
自分で選んだ石と竹ひごを用いて、関守石をつくります。ペーパーウェイトやオブジェとして飾ることもできます。
竹ひごを使って、ペン立てを編みます。初心者でも気軽に取り組めます。
竹のモビールをつくります。見本のモビールを一緒に制作したあとで、自分の好きなパーツを選んで自分だけのモビールを制作します。
コンテンポラリーダンサー・穴井豪が、展示作品や空間にインスパイアされ、即興的かつ構成的なダンスを披露します。
ダンサー紹介
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穴井豪 ダンスアーティスト・コンテンポラリーダンサー・振付師・ときどき俳優。大分県出身、東京都在住。高知大学理学部在学中にダンスと出会い、卒業後に上京。2004年より北村明子主宰「Leni-Basso」に所属し、17カ国で舞台に立つ中で「アジア人」「日本人」である自分を意識し始める。2009年よりフリーランスに転向し、ミュージカル『ロミオとジュリエット』や『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』『新版オグリ』など話題作の振付・出演を担当。2018年「国民文化祭・おおいた」開幕ステージの総合演出や、2021年「東アジア文化都市プロジェクト“ムジカと生きる”」演出も手がける。映像・照明との融合にも挑戦し、空間性と身体性を融合させた作品づくりを続けている。 |
フランスが見つめる日本の美、そして竹の魅力。国際的に活躍するジャーナリスト、ドラ・トーザン氏が、日仏の文化を繋ぐ「竹」の世界を独自の視点で深く掘り下げます。しなやかで力強いバンブー・アートに秘められた日本文化の奥深さ、そして異文化の視点から再発見する日本の美。この機会に、ぜひご覧ください。
ドラ・トーザン Dora Tauzin
国際ジャーナリスト。エッセイスト。ソルボンヌ大学とパリ政治学院を卒業。5カ国語を操り、世界各地での居住経験を持つ国際人。国連広報部勤務後、NHKテレビ「フランス語会話」出演を機に日本へ。日仏の架け橋として執筆、講演、メディア出演など多岐にわたり活躍。著書に『好きなことだけで生きる』などがある。文化庁長官表彰やフランス政府レジオンドヌール勲章を受章。「日仏カルチェラタン協会」を設立した。
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