ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > コレクション展 > 第4期コレクション展/展示室4「祥雲斎と祥門会の作家たち」をご案内します
更新日:2024年12月27日
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生野祥雲斎 《怒涛》1960年
「竹芸」の分野で初の重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定された生野祥雲斎は、1904(明治37)年、大分県に生まれました。2024年は、生誕120年・没後50年の節目の年にあたります。祥雲斎の功績として、竹工芸史に残る名品を生み出したことはもちろん、大分においては、直接的にも間接的にも多くの後進を育てたことが挙げられます。本展では、祥雲斎の代表作である《怒濤》(1960年)に加え、祥雲斎の弟子たち(祥門会)の作品を展示します。
木村新は、大分県傷痍軍人別府職業再教育所にて祥雲斎に師事し、独立後は現在の大分県立竹工芸訓練センターにて後進の指導にあたりました。独立後、木村同様、自身の制作を続けながら後進の育成にあたった作家もいれば、竹材加工の研究に携わった作家もいます。そして、安部基や生野徳三は、祥雲斎の精神を受け継ぎながらも、ひとりの作家として自己の作風を探求し、現在も意欲的な制作を展開させることで、大分の竹工芸界に大きな刺激を与えています。このように、祥雲斎が育てた弟子たちが、さらにその次の世代を育て、現在の大分の竹工芸を育んできました。
祥雲斎の代表作とともに、直接的に薫陶を受けた祥門会の作家たちの作品に息づく祥雲斎の精神、そして作家独自の表現をお楽しみください。
会期 | 令和6年12月25日(水曜日)~令和7年4月13日(日曜日) |
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開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 令和6年12月28日(土曜日)~令和7年1月4日(土曜日)、1月7日(火曜日)、1月14日(火曜日)、1月20日(月曜日)、1月27日(月曜日)、2月10日(月曜日)、2月17日(月曜日)、2月25日(火曜日)、3月10日(月曜日)、3月17日(月曜日)、3月24日(月曜日)、3月31日(月曜日) |
観覧料 |
一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料 ※()は20名以上の団体料金 ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。 ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。 ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。 |
会場 | 大分市美術館 常設展示室4 |
生野徳三《白竹の籠「海宇」》1998年 |
安倍基《波の光》2002年 |
下田和泉《風炉先屏風「重ね菱」》1990年 |
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