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更新日:2024年12月27日
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郷倉和子 《花の精(一)》2008年
古来、仏教や庶民信仰を基盤とした神や仏、仙人などが様式的に描かれていた日本の絵画は、近・現代以降、西洋の人物画の影響を受けるなどして大きく変化していきます。
郷倉和子は宮崎県西都市にある木造五智如来像を5点の作品に描き、それぞれに梅花を添え、穏やかな画面を構成しました。一方で畠中光享と斉藤隆は釈迦十大弟子を個々の人物を独自の解釈によりほぼ等身大で描いており、各10面が並ぶと会場には緊張感が生まれます。こうした仏像や釈迦十大弟子の肖像はそれ自体が礼拝の対象ともいえますが、髙山辰雄《少女》は、それ自体は世俗の人物像でありながら、どこか祈りの空間を感じさせる静けさを湛えています。
ここでは、近・現代の日本画家によるさまざまな祈りの造形表現をご覧ください。
会期 | 令和6年12月25日(水曜日)~令和7年4月13日(日曜日) |
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開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 令和6年12月28日(土曜日)~令和7年1月4日(土曜日)、1月7日(火曜日)、1月14日(火曜日)、1月20日(月曜日)、1月27日(月曜日)、2月10日(月曜日)、2月17日(月曜日)、2月25日(火曜日)、3月10日(月曜日)、3月17日(月曜日)、3月24日(月曜日)、3月31日(月曜日) |
観覧料 |
一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料 ※()は20名以上の団体料金 ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。 ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。 ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。 |
会場 | 大分市美術館 常設展示室1 |
高倉観崖《釈迦図》(部分)1940年頃
幸松春浦《清磨呂参宮図》1940年代
髙山辰雄《少女》1992年
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