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更新日:2025年10月6日

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第3期コレクション展/展示室2(前期)「竹×豊後南画」をご案内します

田能村竹田 《君子延年図》天保5年(1834)頃

竹×豊後南画

竹は、節のある真っすぐな姿や中空の幹に「君子の徳」が重ねられ、古来より高潔さの象徴として親しまれてきました。厳しい環境にも屈せず、常に青さを保つその姿は、理想的な人格や精神性の表れとされ、東洋絵画、なかでも南画においては好んで描かれる題材の一つです。
水墨で竹のみを描く「墨竹図」のほか、蘭・菊・梅とともに配される「四君子」、あるいは松・梅と組み合わされる「歳寒三友」など、多彩な構成で表現され、多くの文人画家の心をとらえてきました。
竹の生い茂る故郷の名「竹田」を号とした田能村竹田をはじめ、19世紀に大分地域で活躍した「豊後南画」の画家たちも、竹に特別な思いを寄せ、数多くの優品を遺しています。
本展では、豊後南画における竹の多彩な表現に加え、大分県内で制作された竹工芸作品もあわせて展示し、絵画と工芸が織りなす美の共鳴をお楽しみいただきます。

「竹×豊後南画」開催概要
会期 令和7年9月18日(木曜日)~11月9日(日曜日)
開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日

9月29日(月曜日)、10月14日(火曜日)、10月20日(月曜日)、10月27日(月曜日)

観覧料

令和7年10月1日(水曜日)から~一般440円(350円)、高校生等220円(170円)中学生以下は市内市外を問わず無料

※()は20名以上の団体料金                 

※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。

※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。                

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。

※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。

会場 大分市美術館 常設展示室2

主な展示作品(都合により変更する場合があります)

  

田中田信《雪中竹図》1818

   紫竹宗全花籠
生野祥雲斎《紫竹宗全華籃》1969頃

幸松春浦《竹林帰漁図》1950~59

 

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お問い合わせ

教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課 

電話番号:(097)554-5800

ファクス:(097)554-5811

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