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更新日:2025年10月6日
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髙山辰雄《源氏物語 若菜》1982年
物語には人の心を動かし、行動を変える力があり、古来人々を魅了してきました。そして、ストーリー性を持った中国や日本の古典文学、芸能などは絵画等の美術にも取り入れられさまざまな表現を生み出しました。平安時代に成立した源氏物語が、その後、さまざまな時代の画家たちによって絵画化され、多くの人々から愛されてきたことはその一つの例でしょう。
しかしそれだけではなく、さまざまなストーリーが織り込まれた絵画作品もあります。岩澤重夫《郷》は大分県北部、福岡県との県境付近を流れる山国川沿いを描いた風景画ですが、そこに描かれた青の洞門は、江戸時代の隧道開削事業を基にした大正時代の短編小説『恩讐の彼方に』を想起できます。また、髙山辰雄《雨》は雨が降る大草原の中にたたずむ二人の子どもと思しき人物が描かれ、見る者がそれぞれの物語を紡ぎだせるような作品です。
ここでは、源氏物語の現代語訳に添えられた作品や、能などの古典芸能を題材とした作品、また、物語性を感じさせる作品など、人と物語に関するさまざまな作品を紹介します。
会期 | 令和7年9月18日(木曜日)~12月21日(日曜日) |
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開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 |
9月29日(月曜日)、10月14日(火曜日)、10月20日(月曜日)、10月27日(月曜日)、11月10日(月曜日)、11月17日(月曜日)、11月25日(火曜日)、12月8日(月曜日)、12月15日(月曜日) |
観覧料 |
令和7年10月1日(水曜日)から~一般440円(350円)、高校生等220円(170円)中学生以下は市内市外を問わず無料 ※()は20名以上の団体料金 ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。 ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。 ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。 |
会場 | 大分市美術館 常設展示室1 |
高倉観崖《林和靖図》1930年代
福田平八郎《紅葉と虹》1947年
幸松春浦《漁樵問答》1950年代
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