ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成29年度(展覧会情報) > 29年度 特別展2「生賴範義展 THE ILLUSTRATOR」
更新日:2018年5月8日
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左:「テンタクルズ」日本ヘラルド映画 1977 (C)生賴範義、中央:<SFアドベンチャー>「ドミティア」徳間書店1984 (C)生賴範義、右:「ウルトラマンパワード」ビデオ販売告知ポスター1993 (C)円谷プロ
生賴範義(おおらい のりよし 1935-2015)は、東京芸術大学美術学部油画科中退後、1962年、イラストレーターとして活動を開始。1966年、『吉川英治全集』の新聞広告のために制作した『三国志』の英雄たちを点描で描いたイラストで注目を集めました。
1971年に平井和正、1972年に小松左京と、小説家とのコラボレーションがはじまり、平井は「生賴氏の描く犬神明のイメージを壊したくない」と小説の映画化を断わり続け、小松も「あの絵を描いたのは日本人か?うそだろう!?」とその画力に驚嘆したといいます。
1978年、SF雑誌に発表した『スター・ウォーズ』のイメージ画が、制作者のジョージ・ルーカスの目に留まり、その続編ポスターのイラストを依頼され、1980年『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』が公開されると、生賴が描いた国際版ポスターが劇場を飾り、高い評価を得て、世界的に知られるイラストレーターとなりました。
1984年、長く制作が休止されていた『ゴジラ』復活の記者会見の席には、生賴のポスターが発表され、その猛々しいゴジラの姿に記者たちは息をのんだといいます。
本展では、こうした生賴芸術の全容を「スター・ウォーズ」、「ゴジラ」シリーズから、戦史・戦記、書籍、「SFアドベンチャー」、そしてオリジナル作品まで、原画221点により紹介しました。
※()は20人以上の団体料金
※上記観覧料でコレクション展も併せてご覧になれます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。
※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用になれます。
左:<丸スペシャル第107号> 「"大和"水上特攻」潮書房光人社 1986 (C)生賴範義、右:『ジュラシック・パーク』(マイクル・クライトン)早川書房1995 (C)生賴範義
会期:5月27日(土曜日)~6月30日(金曜日)
時間:午前10時~午後6時
場所:大分市美術館研修室
出品作品:大分県立芸術緑丘高等学校生徒の作品
(校内選考を経た作品)
<学年・人数・点数>
3年生・23人・23点
2年生・23人・23点
計46人・46点
観覧料:無料
日時:平成29年6月3日(土曜日)午後2時~3時
講師:首藤宏道氏(大分県立芸術緑丘高等学校美術科教諭)
場所:美術館研修室、企画展示室
作品解説参加者数:25人
鑑賞会参加者数:27人
右:<週刊少年マガジン30号> 「海底世界の夜明け」講談社 1969 (C)生賴範義、左:『三国志 第1巻』(吉川英治)新装版1975(C)生賴範義
日時:会期中水曜日午後2時~3時
場所:企画展示室
担当:美術館職員
参加者:計237人
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