ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成28年度(展覧会情報) > 28年度 特別展5「ミュシャ展」
更新日:2017年7月26日
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大分合同新聞創刊130周年記念事業
アルフォンス・ミュシャ(ミュシャはフランス語表記、チェコ語はムハ。1860~1939)は、オーストリア帝国に属していたチェコに生まれ、幼い時より絵を描き続け、近隣の領主エゴン伯爵にその才能を認められ、1887年、伯爵の援助を受け、パリに美術留学しました。しかし、1889年、突如、援助を打ち切られたために、挿絵などを描いて生計を立てざるを得なくなりました。
1894年の暮れ、大女優サラ・ベルナールが主演する正月公演のポスターの依頼を受け、短期間でポスター《ジスモンダ》を制作、このポスターは圧倒的な人気を博し、ミュシャは無名の挿絵画家から一躍、デザイン界のスターとなりました。
その後、サラの芝居のポスターをはじめ、菓子、香水、自転車、旅行などの広告ポスターや装飾パネル、さらに豪華本の挿絵などを次々に制作、1900年にはパリ万国博覧会でも注目を集め、アール・ヌーヴォーの旗手としての地位を不動のものとしました。
1910年、パリでの栄光を捨て故郷チェコに帰り、スラヴ民族・文化に関わる作品に取り組み、そして、1918年独立を果たしたチェコスロバキアの国家行事のポスター、紙幣、切手などのデザインを次々に手がけました。
本展では、代表作《ジスモンダ》(アメリカンツアー、1895年)をはじめ、ポスターから、装飾パネル、本の挿絵、雑誌の表紙、ポストカード、切手、紙幣に至るまでミュシャの制作活動の全容を紹介しましました。
【会期】平成28年10月8日(土曜日)~12月4日(日曜日)
【休館日】10月11日(火曜日)、17日(月曜日)、24日(月曜日)、31日(月曜日)、11月14日(月曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日)
【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
【会場】大分市美術館 企画展示室
【観覧者数】16,993人
【展示内容】「パリ時代の魅力的なポスター」、「くらしの中の装飾パネル」、「装飾資料集、人物資料集」、「本の挿絵・雑誌の表紙」、「ポストカード、切手、紙幣、メニュー、商品パッケージ」、「祖国チェコへの思いを募らせるアメリカ時代」、「祖国チェコへ戻って」の7部構成でミュシャ作品467点展示
《桜草》1899年
《羽根》1899年
《モンテカルロ》1897年
《黄道十二宮》1896年
《薔薇》1898年
【観覧料】 一般 1,200円(1,000円)/高校生・大学生 900円(700円)/中学生以下無料
※()は前売りおよび20人以上の団体料金
※上記観覧料でコレクション展も併せてご覧になれます。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。
※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用になれます。
【主催】 大分市美術館/大分合同新聞社/ミュシャ展実行委員会
【特別協賛】 ヤクシングループ
【協賛】 アンジェリック クリニック 浦田/大分銀行/国際ソロプチミスト大分・みどり・府内/三井住友銀行/吉伴株式会社
【後援】 チェコ共和国大使館/チェコセンター/大分・チェコ友好協会/NHK大分放送局/OBS大分放送/TOSテレビ大分
OAB大分朝日放送/エフエム大分/OCT大分ケーブルテレコム/NOAS FM/ゆふいんラヂオ局
【協力】 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)/箱根ラリック美術館/OZAWAコレクション/KATOコレクション
OGATAコレクション/大分大学/大分県立芸術文化短期大学/大分県立芸術緑丘高等学校
大分県立鶴崎工業高等学校
【企画協力】 文化企画 国際協力啓発月間事業
会期中14回実施
場所:企画展示室1、2
講師:尾形寿行氏(コレクター)
参加者:計517人
日時:平成28年10月23日午後2時~3時
場所:美術館ハイビジョンホール
出演:原きよ氏(朗読家)
参加者:124人
日時:平成28年11月20日午後2時~3時
場所:美術館ハイビジョンホール
出演:河井美惠氏(ソプラノ)、小町美佳氏(ピアノ)
参加者:69人
展示数:一般32点、小学生160点、計192点
展示場所:ハイビジョンブース
日時:会期中毎週水曜日午後2時~
場所:企画展示室
参加者:295人
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