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更新日:2019年3月19日
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田能村竹田は、1777年(安永6年)岡藩・竹田村に生まれ、江戸・京都・長崎の新しい文化を学び、独自のゆるぎない世界をつくりました。竹田の門下からは高橋草坪・田能村直入・帆足杏雨・平野五岳などそうそうたる画家を輩出し、豊後南画と呼ばれる優れた伝統を生みだしました。 「暗香疎影図」は、昭和44年に国の重要文化財に指定された竹田の代表作のひとつです。谷間のうす暗い影の中で咲き誇る梅の馥郁たる様を描いたもので、かなりの大幅にもかかわらず、極めて精緻な筆触で丹念に描かれており、緊張感ある画となっています。 |
名称 | 暗香疎影図(あんこうそえいず)(指定名称:帆足家伝来田能村竹田関係資料) |
指定等名称 | 国重要文化財 |
指定年月日 | 平成6年6月28日 |
時代 | 江戸時代 |
所蔵 | 大分市美術館 |