更新日:2024年12月2日
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建設業退職金共済制度(建退共制度)は、中小企業退職金共済法に基づき建設現場労働者の福祉の増進と建設業を営む中小企業の振興を目的として設立された退職金制度です。
この制度は、事業主の方々が、労働者の働いた日数に応じて掛金となる共済証紙を共済手帳に貼り、その労働者が建設業界で働くことをやめたときに建退共から退職金を支払うという、いわば業界全体での退職金制度です。
つまり、労働者がいつ、どこの現場で働いても、働いた日数分の掛金が全部通算されて退職金が支払われることとなります。現場を移動しても、その先々の事業主のところで共済証紙を貼ってもらい、建設業で働いた日数は全部通算できるようになっています。
加入できる事業主:建設業を営む方
対象となる労働者:建設業の現場で働く人
掛金:日額320円
「建設業退職金共済事業本部(建退共)ホームページ」(別ウィンドウで開きます)に、制度説明用動画、Q&Aなど建退共制度の知りたい情報が記載されています。ぜひ、アクセスしてご覧ください!!
加入方法など詳細につきましては、下記の建退共大分県支部へご連絡ください。
共済証紙は、購入することに意義があるものではなく、建退共に加入する労働者の共済手帳に貼付されて初めて意味があります。
共済証紙の貼付を徹底することは、労働者の退職金が保障されるだけでなく、退職金制度を通じて建設業界全体として優秀な人材の確保につながり、建設業界全体の発展に大きく寄与することになります。
建退共大分県支部
大分市荷揚町4-28 大分県建設会館
電話:097-536-4800
ファクス:097-534-5828