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更新日:2019年6月7日
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全国的に進む高齢化は大分市でも例外ではなく、本市の75歳以上の人口は、2018年5万8600人から2025年には約1.4倍の7万8000人に増え、医療と介護を必要とする方も大幅に増えることが予想されます。
在宅医療とは、通院や入院とは違い、かかりつけ医などの専門職が自宅などに定期的に訪問して行う医療のことです。医師に加え、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリ専門職種等多くの職種によって提供されます。
本市では、病気になったり介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、医療や介護の関係者と協働で在宅医療と介護連携に取り組んでいます。
本人や家族が在宅での療養を望んでいる人で、年齢・病気・障がいの種類に関係なく、通院が困難な人
在宅診療医や訪問看護師、ホームヘルパーなど、さまざまな専門職が協働で、住み慣れた場所での生活をチームで支援します。
例えば、入院時や退院時には、病院とケアマネジャーとが連携し、退院後に必要なサービスや支援をスムーズに受けられるようにしています。(「入退院に伴う病院とケアマネジャーとの情報共有ルール」を作成し、平成27年4月から運用しています。)
定期的に訪問し、平時の医学的管理を担当します。
病状悪化時・急変時に対応します。
歯科治療、義歯作製、口腔ケア、口腔衛生指導などを行います。
日常生活のサポート、身体介護、家事援助などを行い、身近な存在です。
ケアプランを考え、介護サービスの調整・支援を行います。
第一相談先、日常生活の援助、看護や体調管理・相談、医師の指示による医療処置などを行います。
薬剤の提供、管理、指導、飲み合わせ・残薬確認、一包化などを行います。
在宅でのリハビリテーション、機能回復、拘縮予防、嚥下・言語リハなどを行います。
入院や通院ではなく、「家」にいながら受ける医療(老人ホームも含む)です。
訪問診療:患者が定期的に通院するのと同様に、あらかじめ計画した日程で、医師が訪問して診療を行うことです。
往診:急病や病状の急変の時に、患者・家族の求めに応じて医師が出向き診察を行うことです。
※医師により、行うことができる内容が異なります。
患者も家族も在宅医療を望んでいることです。
何も気兼ねしない場所で医療を受けることができることです。
在宅医療は保険診療です。その医療費は、入院より安く、外来通院よりは高くなっています。
※診療所別に交通費負担や強化型はさらに診療加算があり、詳細は各診療所におたずねください。
介護保険サービスを受けている場合、入院の時に、「医療保険証」と「介護保険証」を病院へご持ちください。また、担当のケアマネジャーの名刺などを保険証に挟んでおきましょう。
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