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更新日:2022年11月11日

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「えごま猫の手」を紹介します(荏隈校区)

支援活動の内容(小さな困りごとへの支援活動)

 <小さな困りごとの事例>猫の手

 ・網戸の張替え   ・窓ガラスやサッシの清掃   ・ごみの分別やごみ出し   ・倉庫の片づけ

 ・草刈りや庭木の剪定   ・電球や電池の交換   ・病院や散歩の付き添い

 ・換気扇や台所まわりの掃除    ・話し相手や見守りや声掛け

<会員>

利用者:荏隈校区在住の"小さな困りごと"の支援を求める方で、活動内容の説明を聞き、会員登録をした方。

サポーター:「えごま猫の手」の趣旨に賛同し、積極的に活動いただける方。

<料金>

入会金:利用者から会員登録時に500円/1人 いただきます。

利用料:利用者が1回の活動に対してサポーターに直接支払います。

(金額は次のとおり)

  1. 基本料金は、1回につき1時間当たり500円/1人
  2. 草取り、枝切り作業は、800円/1人

<活動制限>

  1. 1回の活動時間は、最大2時間写真1
  2. 1回の活動人数は、2人体制を基本
  3. 活動時間は、午前8時から午後5時までの間

活動日は原則平日に行うものとし、土日祝は活動を控えさせていただきます。

※事前調査の結果によっては、土日祝も視野に入れて、総合的に判断します。

<注意事項>

  • 身体の介護をともなう行為は行いません。
  • 専門的な知識や高い技能を必要とするものは行いません。
  • 金銭や財産管理等の支援は行いません。
  • 行政や地域包括支援センター等と連絡を取り合います。
  • 高さ1.5m以上の脚立を使う作業は行いません。
  • 荒天時の除草や枝切り作業は行わず、改めて日程を調整します。

活動に至った経緯

さまざまな要因で生活様式が変わってきている中、コロナ禍の影響もあり、高齢者の一人住まい・80歳以上のみの世帯が荏隈校区でも増えてきています。

校区社協として生活実態に関する調査を行ったところ、「住み慣れた土地で、少しでも長く安心して暮らしたい」という願いとともに、日々の生活の中で「ごみ出し」「庭の草取り」「電球の交換」など、ちょっとした"小さな困りごと"に悩んでいることがわかりました。

この"小さな困りごと"について支援をしたいという思いには、地域住民として共有している"ふれあい”および"声掛け"という"支え合い"の精神が根底にあります。各家庭における問題点や困りごとについても、「"隣近所の助け合い"を大切にしながら、居住地域に捉われず広い視野で積極的に支援していく」という活動目標をかかげ、準備期間を経て設立に至りました。

活動主体:荏隈校区社会福祉協議会

設立年月:令和4年1月

代表者の声

「えごま猫の手」の名称には、次の2つの思いを込めています。

  1. 角川日本地名大辞典に「荏隈一帯は、かつて「荏胡麻(えごま)」の育つ肥沃な土地であった」というような記載があり、古来より「えごまの里」と言われてきました。先人の思いを現在につなげながら、地域に根差した活動を続けていきたいと願っています。
  2. 「猫の手も借りたい」という慣用句の意味の中に"どんなことでも手伝ってほしい"とあり、私たちの今後の活動を表現する中で、「猫の手を借りたい」「猫の手を貸したい」という風にイメージを膨らませて、猫の手のような支援活動をしていきたいと願っています。

「えごま猫の手」は、地域に根差した"小さな困りごと"への支援活動を続けていきます。(荏隈校区社会福祉協議会会長:高栁 澄代)

サポーター(支援者)の声

  • 喜んでもらえるのが、何よりも嬉しい。写真2
  • 「助かった」と言われると、やり甲斐を感じる。
  • その家のやり方など、学ぶ事もある。
  • 毎回来てくれるのを楽しみにしている利用者もいる。
  • 草刈りは疲れるが、喜んでもらえると疲れが吹っ飛ぶ。
  • 無理しないで続けたいと思う。

サポーターの中には、プロ並みの人や本職の人もいるので"猫の手"以上の支援になってしまうこともある。

 

 

利用者の声

  • 夏に向けて、網戸の張り替えをお願いしたら、きれいに早く出来上がって助かった。
  • 以前は出来ていた窓拭きだが、高齢になり「してもらえるなら…」と頼んだら、きれいにしていただきありがたく、嬉しかった。
  • 網戸の大きさも関係なく、張り替えてもらえて助かった。
  • 庭いっぱいの草をきれいにとってもらって、お盆前に本当に助かりました。
  • 主人が亡くなり、高齢な私は何もできない。「えごま猫の手」に頼み、庭もきれいにしてもらって、住んでいて安心できると思った。

 写真3      矢印     写真4

                         Before                                                                                               After

問い合わせ先

荏隈校区社会福祉協議会「えごま猫の手」

電話番号:090-1364-5420・090-2969-5421

事務局(調整役):荏隈校区社会福祉協議会、荏隈校区民生委員・児童委員

お問い合わせ

福祉保健部福祉保健課 

電話番号:(097)537-5623

ファクス:(097)534-6260

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