更新日:2025年5月4日
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平成28年4月1日より、電力の小売りが全面自由化されました。
これまでは、ご家庭の電気は地域ごとの特定の電力会社からしか購入できませんでしたが、今後はさまざまな企業から電気を購入できるようになります。ご家庭でも、電力会社や料金プランを自由に選べる時代が始まっています。
電気を販売する事業者には、契約時に「電気料金」や「解約条件」などを、消費者にわかりやすく説明する義務があります。契約する前に、しっかりと説明を受け、納得した上で契約しましょう。
電力の提供には、以下の3つの事業が関わっています:
発電事業(電気をつくる)
送配電事業(電気を送る)
小売事業(電気を売る)
今回自由化されたのは「小売事業」です。これまでも法人向けの小売は自由化されていましたが、今回からは一般家庭を含むすべての消費者が対象となりました。
自由化されても、電気は従来と同じ送配電の仕組みで供給されるため、電気の品質や停電リスクなどに差はありません。どの電力会社を選んでも、電気の信頼性は変わりませんのでご安心ください。
現在の電力会社との契約を変更しなければ、今までどおりの電力会社から継続して電気が供給されます。手続きは必要ありません。
制度の開始により、従来の電気メーターからスマートメーターへの交換が順次行われます。原則として費用はかかりません。ただし、消費者側の都合による工事が必要な場合は、別途費用が発生することがあります。
電力の小売自由化に関する詳細情報は、以下をご覧ください:
経済産業省 資源エネルギー庁 ウェブサイト(別ウィンドウで開きます)
電力自由化専用ナビダイヤル:0570-028-555
受付時間:午前9時~午後6時(土日祝・年末年始を除く)
電力自由化に便乗した勧誘トラブルや詐欺の被害も報告されています。
不審な電話や勧誘を受けて困ったときは、すぐに以下までご相談ください。
相談専用電話:097-534-6145
相談日:火曜日~土曜日(祝日を除く)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
相談時間:午前9時~午後6時(土曜日は午後4時まで)