更新日:2016年5月23日
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平成28年4月1日から、電力の小売り全面自由化がはじまりました。
これまでご家庭で使う電気は、各地域の特定の電力会社からしか購入できませんでしたが、今後は既存の電力会社だけでなく、業種を問わずさまざまな事業者から電気を購入でき、ご家庭でも、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
電気を売る事業者には、契約を結ぶ際、電気料金や解約時の条件などを消費者に十分説明する義務がありますので、契約を結ぶ際は十分に説明を聞いたうえで契約を結ぶようにしましょう。
電気の提供には発電事業(電気を作る)、送配電事業(電気を送る)、小売り事業(電気を売る)という3つの事業が関わっています。
今回は、小売り事業が全面自由化されます。
これまで事業者に対する小売り事業は自由化されていたのですが、今後は一般の消費者に対するものも含め、自由化されることになりました。
自由化されても電気はこれまでと同じ仕組みで提供されます。
このため、電気の品質や信頼性(たとえば停電のしやすさなど)はどこの小売り電気事業者と契約しても変わりません。
特に手続きをしなくても、引き続き現在契約している電気業者から今までどおり電気が供給されます。
制度の開始により、これまでのメーターからスマートメーターへの変更が必要となります。原則、費用はかかりません(消費者側の理由により、工事が必要な場合は別途費用が必要となります。)
このほか、電力小売自由化について詳しく知りたい場合は
電力小売り全面自由化に関連した悪質商法の被害が報告されています。
そうした電話を受けて困ったり疑問に思ったりしたら、気軽に大分市市民活動・消費生活センター(ライフパル)へご相談ください。
(消費生活相談専用電話:097-534-6145)
大分市市民活動・消費生活センター ライフパル
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