更新日:2017年5月26日
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人々に癒しを与え、美しい花を咲かせ、作物を育て、産業を支える『川』。
わたしたちの暮らしは川に育まれ、まちは川とともに発展しています。
川を中心とした市内の風景を、全編4Kで撮影した美しい映像でお楽しみください。
大分市内には、県下二大河川である大分川と大野川が流れ、別府湾に注いでいます。川の周辺には市民の憩いの場があり、農業地帯があり。川は市民の暮らしに密接した存在です。
大分川と大野川から運ばれた土砂などの沖積物が遠浅の海浜を形成していたため、河口付近は臨海工業の適地として埋め立てられ、国内有数の工業地帯が広がっています。
大分川は由布岳に発し、湯布院盆地を貫流して大分平野に入り、賀来川、七瀬川を合わせて別府湾に注ぐ一級河川です。沿川には大分自動車道、国道、JRなど基幹交通施設があり、交通の要衝となるとともに、七瀬川自然公園や平和市民公園など憩いの場も多く、豊かな自然環境にも恵まれています。
大野川は祖母山(宮崎県)に発し、竹田盆地を貫流し、戸次を通って大分平野に出て、別府湾に注ぐ一級河川です。沿川には新田地区をはじめとした農業地帯が、河口には工場群が広がり、農業・産業を支えています。
野津原の今市地区に流れる清流は、徐々に川幅が広くなり、七つの瀬を経て大分川へ注ぎます。
七瀬川に隣接する七瀬川自然公園では、生き物と触れ合いながら、川遊びを楽しむことができます。
大分川に注ぐ寒田川。川の水が西寒多神社の藤棚を育て、美しく花開かせます。
大野川によって育まれた肥沃な大地に広がる農業地帯。ハウスで栽培される「ニラ」には、大野川の水が注がれます。
5世紀前半に築かれた亀塚古墳。その傍を丹生川が流れ、海へとつながります。
裏川沿いの平和市民公園は市民の憩いの場。春には川沿いにたくさんの桜が咲き誇ります。
鶴崎橋から下流に向けて続く桜並木。春には市内有数の桜スポットとなり、秋にはコスモスが咲き誇ります。
国内有数の産業集積地である臨海工業地帯。川の水は工業用水となり、産業を支えています。