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更新日:2024年4月1日

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瓦屋根の改修に対して補助を行います

近年、強い台風の上陸により、住宅の瓦が脱落するなどの大きな被害が発生しています。このような強風による被害を防ぐためには、瓦を屋根に緊結、つまりしっかり留付けることが重要です。
令和4年1月1日以降、建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)が改正され、新築の住宅に対しては瓦の留付けに関する基準が強化されています。

本市では、安全・安心なまちづくりを促進するため、告示基準に適合していない瓦屋根の改修にかかる費用の一部を補助します。

※補助金申請前に業者契約や耐風診断・改修を行った場合は補助ができませんのでご注意ください。

 写真:屋根の平部被害状況写真:屋根のむね被害状況写真:屋根の軒被害状況

出典:国土交通省パンフレット「令和4年1月1日から瓦屋根の緊結方法が強化されます」~建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示109号)の改正~より一部改変

補助の制度の概要

下記内容については基本的な情報を載せております。補助申請をお考えの方、補助要件等の詳細を知りたい方は、必ず下記連絡先までご相談ください。また、よくある質問を記載しましたので、参考にしてください。

1.補助の対象となる住宅

耐風診断

令和3年12月31日以前に着工された瓦葺きの住宅

※店舗等の用途を兼ねる場合は、店舗等の用に供する部分の床面積が延べ面積の2分の1未満のもの

耐風改修 耐風診断の要件に加え、耐風診断の結果告示基準に適合しない瓦屋根であったもの

 

2.補助金額

耐風診断支援事業

耐風診断 補助率 耐風診断に要する経費の3分の2
上限額 21,000円

耐風改修支援事業

耐風改修工事 補助率 工事費用または屋根面積に24,000円を掛けたもののいずれか低い額の23.0%
上限額

552,000円

~代理受領について~

耐風診断・耐風改修のいずれにおいても、申請者の方の一時的な費用負担軽減のため、大分市が業者等への代金の振り込みを直接行うことができます。

代理受領のイメージ図

3.募集戸数

予算の範囲内(詳しくはお問い合せください)

4.募集期間

受付期間:令和6年4月8日(月曜日)から令和6年12月13日(金曜日)まで

※令和7年1月末までに完了報告を行う必要があります。

令和6年4月8日の午前8時30分の時点で募集戸数を上回る場合、抽選となります。

5.補助を受けるには

耐風診断支援事業手続きの流れ

(1)事前の準備
  • 確認通知書や固定資産税課税明細書等から、補助対象住宅の要件に該当するか調べてください。
  • 耐風診断を行う業者を選定し、耐風診断の見積書を取ってください。※業者選定については、よくある質問No.2へ
(2)補助金の交付申請

市開発建築指導課へ、「大分市屋根強風対策促進事業補助金交付申請書(診断)」に必要書類を添えて提出してください。

※必要書類は募集期間が決定次第公表します。

市が申請書類を審査し、適当と認めた場合、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金交付決定通知書」で通知します。通知書を受け取ってから次の段階に進んでください。

(3)耐風診断
  • 耐風診断の見積書を依頼した業者に、調査および診断を依頼し、耐風診断を行ってください。
(4)完了報告

市開発建築指導課へ、「大分市瓦屋根強風対策促進事業完了報告書(診断)」に必要書類を添えて提出してください。

※必要書類は募集期間が決定次第公表します。

市が申請書類を審査し、適当と認めた場合、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金の額の確定通知書」で通知します。

(5)補助金の交付請求

市開発建築指導課に、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金交付請求書」を提出してください。

後日、指定の口座へ振り込みを行います。(請求書が届いてから2~3週間程度振り込みまで時間を要します)

~注意事項(耐風診断)~

1.補助金申請前に耐風診断を行った場合、事前着手となり補助金支出ができません。

2.一般社団法人全日本瓦工事業連盟が発行する「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン(2021改訂版)」に基づく耐風診断を行ってください。

3.補助の対象となる診断は、耐風診断士が行ったものに限ります。※耐風診断士については、よくある質問No.4へ

耐風改修支援事業手続きの流れ

(1)事前の準備
  • 確認通知書や固定資産税課税明細書等から、補助対象住宅の要件に該当するか調べてください。
  • 耐風改修を行う業者を選定し、耐風改修の見積書を取ってください。※業者選定については、よくある質問No.2へ
(2)補助金の交付申請

市開発建築指導課へ、「大分市屋根強風対策促進事業補助金交付申請書(改修)」に必要書類を添えて提出してください。

※必要書類は募集期間が決定次第公表します。

市が申請書類を審査し、適当と認めた場合、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金交付決定通知書」で通知します。通知書を受け取ってから次の段階に進んでください。

(3)耐風改修工事

工事施工者に、耐風改修工事を依頼(契約)し、耐風改修を行ってください。

(4)完了報告

市開発建築指導課へ、「大分市瓦屋根強風対策促進事業完了報告書(改修)」に必要書類を添えて提出してください。

※必要書類は募集期間が決定次第公表します。

市が申請書類を審査し、適当と認めた場合、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金の額の確定通知書」で通知します。

(5)補助金の交付請求

市開発建築指導課に、「大分市瓦屋根強風対策促進事業補助金交付請求書」を提出してください。

後日、指定の口座へ振り込みを行います。(請求書が届いてから2~3週間程度振り込みまで時間を要します)

~注意事項(耐風改修)~

1.補助金申請前に耐風改修工事を行った場合、事前着手となり補助金支出ができません。

2.一般社団法人全日本瓦工事業連盟が発行する「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン(2021改訂版)」に基づく耐風改修を行ってください。

3.耐風診断を行っていない住宅は、耐風改修工事補助金の申請ができません。

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耐風診断

耐風改修

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よくある質問

No. 質問 回答
1 建築時期が分からない場合、どこを見れば分かりますか?

確認通知書や登記簿謄本、固定資産税明細書等により確認できます。

2 市役所から耐風診断士や施工業者を紹介することはできますか? できません。業者紹介は行っておりませんので、申請者自身での選定をお願いします。インターネット検索やお知り合いの業者に依頼したり、全日本瓦工事業連盟ホームページの「加盟工事店の検索」からもお近くの工事店を検索することができます。
3 耐震改修と同時に工事をすることはできますか? 条件により可能です。大分市では、耐震改修についても補助金を準備しています。耐風補助金と耐震補助金を併用できるかは、個別条件によりますのでお問い合わせください。
4 耐風診断士とはなんですか?
  • かわらぶき技能士1級または2級(職業能力開発促進法)
  • 瓦屋根工事技士(一般社団法人全日本瓦工事業連盟)
  • 瓦屋根診断技士(一般社団法人全日本瓦工事業連盟)

以上3つのいずれかの有資格者をいいます。有資格者が在籍しているかについては、各施工業者にお問い合わせください。

5 雨漏りの補修としてこの補助金は使えますか? 一部の補修では利用できません。ただし、現在告示に適合しない屋根瓦であり、全面葺き替えを行うのであれば利用することができます。

関連リンク

一般社団法人全日本瓦工事業連盟ホームページ(別ウィンドウで開きます)

瓦屋根の緊結方法が強化されます(パンフレット)(PDF:1,931KB)

あなたの家の瓦、緊結されていますか?(パンフレット)(PDF:1,716KB)

 

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お問い合わせ

都市計画部開発建築指導課 

電話番号:(097)585-5072

ファクス:(097)534-6201

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