更新日:2015年5月27日

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春のさかな

このページは、小学館の「食材図典」、大分県の「大分の食彩」、および大分おさかな普及協議会のご協力をいただいて作成しております。
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また、養殖物については周年出荷が可能ですが、一般的に旬と言われる時季に記載しており、天然物については全国で時季が異なりますが、大分での時季に記載しています。

メバル

下あごが突き出た受け口になっていて、頭部には大小のさまざまなトゲがあり目が大きいです。体長は30センチくらいになります。日本各地の沿岸に分布していますが、暖海性の魚で瀬戸内海に比較的多いです。住む場所によって色が異なります。早春から夏が旬。代表的な食べ方は煮付けで、焼き物、揚げ物、バター焼き、ムニエルによいようです。

イカ

イカ類は世界で約500種おり、日本近海では130種類が知られていますが、食用は15~20種と言われています。大分ではコウイカ(甲烏賊)が多く、舟形の石灰質の甲羅を持つことからこの字が当てられています。コウイカの大分県の水揚げは全国第2位。別府湾から杵築沖合いで多く獲れます。刺身、煮付け等に適しています。

サヨリ

本州以南の日本各地と中国東部の沿岸に分布しています。ふん(吻)に鱗があること、下あごは頭部より長いことが特長です。旬は春と秋で、肉は白身で、上品で淡白な味です。刺身、すし種、酢の物、吸い物のほか、薄塩の干物もおいしいです。

タイ

タイと名のつく魚は日本の周辺だけでも200種を超えていますが、普通タイと言えばマダイのことです。主な漁場は東シナ海、西日本及び本州中部太平洋岸で、養殖も盛んです。豊後水道の黒潮がもたらした豊富なプランクトンと、多岐に変化する急流で育ったマダイは、身が引き締まって、養殖も行われており、安定供給が可能です。県内産地は津久見市、臼杵市、国東市、佐伯市等。

イサキ

本州南部以南、朝鮮半島南部、黄海、東シナ海、南シナ海に分布し、海藻の多い岩礁域にすんでいます。豊後水道では主に一本釣りで漁獲され、一尾一尾丁寧に取扱われています。旬は春から夏にかけてで、身は上品で刺身や塩焼きがよいようです。

アワビ

アワビの仲間は世界に約100種知られています。日本ではクロアワビ、エゾアワビ、マダカアワビ、メガイアワビをアワビと総称しています。北海道南部から九州まで分布していますが、大分県では豊後水道から豊後灘にかけて漁獲され、豊富な海藻を餌としたアワビは身が厚く、刺身にすると歯ごたえと甘味が感じられます。また、県下では豊後水道の美しい海水を利用し、養殖が行われ、周年出荷を可能にしています。県内の主な産地は大分市、臼杵市、津久見市等。

お問い合わせ

農林水産部公設地方卸売市場 

郵便番号870-0018 大分市豊海3丁目2番1号

電話番号:(097)533-3113

ファクス:(097)533-3120

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