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更新日:2008年3月31日
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中国揚子江上流が原産であり、日本には奈良時代辺りに入ってきたとされます。
大分市では、吉野地区を中心に栽培されています。青果、加工用共に需要が高いことから、今後も面積拡大が期待される品目です。
ユズの樹には鋭いトゲがいたるところについていて、生産者はそのトゲに注意しながら作業しなければなりません。果実にキズをつけると商品価値を落とすこともあるので日頃から目をかけて手入れをして出荷となります。
ユズの利用方法はさまざまであり、ユズ湯として果実をお風呂に浮かべる他、果汁は食酢として使われ、果皮は、ゆずごしょう、マーマレード、柚味噌、菓子などに利用されます。また、種子にはペクチン質が多く付着しており、汚れを落とし皮膚の血行をよくすることからアルコールに漬けたものを化粧水として利用することができます。
主な産地:
吉野、竹中、東稙田、坂ノ市、滝尾