市長講演令和5年10月31日大分大学大分市長特別講義

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外科医も政治家も小さな決断の連続です。同じ病名の方でも、皆さん違う状況に置かれていますので、個々に応じた判断と決断が求められます。そして、違うと思ったときは、途中で方向転換して、また決断して進めていかないといけない。
大事なことは決断する力とその理由を説明する力です。さらに、政治家としては実現する力を持ち、夢を語る力が大切になります。
私は時代の転換点だと思っています。そこで「ひとを守る」、「ひとを育む」、「ひとを支える」、そして「ひとを豊かに」、「ひとを元気に」の5つの柱を掲げ、人や地球のことを考慮して政策を考えていきます。
大分市は、今後20年間で65歳以上の方が増加し、その後、65歳以上の方の総数が減少すると同時に80歳以上の方の割合が高くなっていくことが推測されています。この2つの段階に備えて、医療政策等を検討する必要があると思っています。