空飛ぶクルマの試験飛行とパネル展示が行われました（田ノ浦ビーチ）

国においては、「空飛ぶクルマ」について、将来的な物流・旅客輸送サービスの拡大や緊急輸送、高頻度・広範囲なオンデマンド運航の実現を目指し、2025年の大阪万博を目途に商用運航開始、2030年以降のサービス拡大に向けて、官民連携のもと、取り組みが進められています。

本市においても、広域的な移動の利便性向上や地域課題解決に資する「空飛ぶクルマ」に着目し、情報収集や調査を進めています。

こうした中、「空飛ぶクルマ」の機体を所有し、試験飛行の実績を持つ「一般社団法人MASC」による試験飛行が「田ノ浦ビーチ」で実施されました。本市における試験飛行は、令和4年7月に「のつはる天空広場」で行われて以来2回目となります。

空飛ぶクルマの試験飛行

試験飛行では、田ノ浦ビーチ上空で、飛行距離約400メートル、飛行時間約3分30秒間の機体に2人が搭乗した有人飛行を行いました。

当日は、大分市立神崎小学校の児童や報道、関係者、一般来場者など約400人が見学しました。

試験飛行の概要

日時：令和5年2月17日（金曜日）午前10時30分（試験飛行後、午後0時から午後2時30分まで機体を展示）

場所：田ノ浦ビーチ（大分市大字神崎字浜4253）

主催：一般社団法人MASC

協力：大分市

機体：EH216（EHang社製）

空飛ぶクルマ（EH216）の概要

試験飛行の様子

当日の試験飛行の様子は、下記の一般社団法人MASC公式動画チャンネルからご覧いただけます。

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空飛ぶクルマのパネル展示

試験飛行同日に、市民等に広く「空飛ぶクルマ」を知っていただくため、空飛ぶクルマに関するパネル展示を実施しました。

一般社団法人MASCや株式会社長大（人・夢・技術グループ）の関係者から、大分市立神崎小学校の児童に、展示しているパネルについて説明していただきました。

パネル展示の概要

日時：令和5年2月17日（金曜日）午前10時から午後2時半

場所：田ノ浦ビーチ レストハウス（大分市大字神崎字浜4253）

実施：一般社団法人MASC、株式会社長大（人・夢・技術グループ）

協力：大分市

内容：空飛ぶクルマに関するパネル展示、離発着場モデル模型の展示など

 

※離発着場モデル模型

離発着場モデル模型は、株式会社長大と株式会社SkyDrive、株式会社大林組が、協働で検討中の離発着場の模型です。令和4年6月21日から23日に幕張メッセで開催された「第7回Japan Drone 2022/第1回次世代エアモビリティEXPO」にて公開されたものです。

パネル展示の様子

（参考）空飛ぶクルマとは

空飛ぶクルマとは、明確な定義はないが、「電動」「自動」「垂直離着陸」の機能を有する「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」をいう。「クルマ」と称するものの、必ずしも道路を走行する機能を有するわけではなく、個人が日常の移動のために利用するイメージを表している。世界各国で開発が進められ、次世代モビリティとしてさまざまな課題解決に資することが期待されている。

（参考）一般社団法人MASCとは

岡山県倉敷市水島地区での航空・宇宙分野の先端技術活用による産業集積を実現して、地域に新たな仕事を創出し、地域社会に貢献することを目的とする未来価値創造団体。

（参考）一般社団法人MASCホームページ（別ウィンドウで開きます）

（参考）のつはる天空広場での試験飛行

前回の「のつはる天空広場」での試験飛行の詳細は、下記リンク先をご覧ください。

一般社団法人MASCによる空飛ぶクルマの試験飛行と展示会が行われました（のつはる天空広場）（別ウィンドウで開きます）