更新日:2019年8月27日
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ガソリンや軽油は消防法や火災予防条例の規制を受ける「危険物」です。
取扱いを誤ると大変危険です。取扱う際は、次の点に注意してください。
ガソリン等を入れる運搬容器は、消防法令により、強度や材質等が決められています。基準に適合した運搬容器を使用してください。
運搬容器については、量販店や自動車用品店等で購入できますが、危険物保安技術協会の性能試験確認を受けた金属製容器を推奨します。
危険物保安技術協会の性能試験確認を受けた容器には「試験確認済証」の表示がされていますので参考にしてください。
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金属製容器 |
プラスチック製容器 |
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ガソリン |
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最大容量10リットル ※ 10リットル以下のプラスチック容器で危険物保安技術協会がガソリン用としての性能試験確認を行ったものは現在のところありません。金属製容器を購入してください。 |
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軽油 |
最大容量60リットル |
最大容積30リットル |
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灯油 |
最大容量60リットル |
最大容積30リットル |
※ 灯油用ポリエチレン容器にガソリンを入れることは、静電気により着火の危険があるため、絶対に行わないでください。
ガソリン等は、火災発生リスクが極めて高く、大量に保管すると大規模な火災となる可能性があるため買いだめは極力控えてください。
また、保管する場合は、下記のとおり消防法令に基づく許可、火災予防条例に基づく届け出が必要です。
具体的な手続き等は、貯蔵を予定されている場所を管轄する各消防署、または消防局予防課にお問い合わせください。
区分 |
ガソリン |
軽油・灯油 |
市町村長等の許可 |
200リットル以上 |
1,000リットル以上 |
消防機関への届出 |
40リットル以上200リットル未満 (個人住宅に保管する場合は、100リットル以上200リットル未満) |
200リットル以上1,000リットル未満 (個人住宅に保管する場合は、500リットル以上1,000リットル未満) |
正しく使おう!ガソリン携行缶5つのポイント(危険物保安技術協会)
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