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更新日:2011年3月29日

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22年度 特別展5「宮崎県立美術館コレクションによる シュルレアリスム-不条理と幻想の芸術世界」

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シュルレアリスムは、1920年代フランスに興った芸術運動です。そこでは、既成の秩序や社会に対する反逆精神を基本に、美術にとどまらず、文学、演劇、映画など、広い芸術分野にわたって、理性や常識からの精神の解放が唱えられ、無意識や夢の世界、偶然性などが

重視されました。

特に、美術においては、オートマティスム(自動筆記)、デペイズマン(配置転換)、デカルコマニー(転写画)、コラージュ(貼り合せ)などの技法が活用され、自意識が介在できない無意識の世界を表現した作品や、事物のあり得ない組み合わせなどによる幻想的で奇妙な世界を写実的に描いた作品が制作され、多くの画家たちに波及するとともに、後の20世紀美術の展開に新たなエネルギーと多様な視点とを与えました。

本展では、宮崎県立美術館の全面的な協力を得て、ロワ、キリコ、マン・レイ、エルンスト、ミロ、マグリット、ベルメール、ダリなど、シュルレアリスムを代表する画家たちの作品により、その不条理と幻想の芸術世界を紹介すると共に、同時代を生きたシニャック、ボナール、ピカソ、マティスなど巨匠たちの作品を併せて展示し、同館が誇る西洋絵画コレクションの一端を紹介しました。

【会期】平成22年10月22日(金曜日)~12月12日(日曜日)

【開館時間】午前10時~午後6時(ただし、入館は午後5時30分まで)

休館日】第1月曜日を除く月曜日

【観覧料】一般800(団体600)円/高校生・大学生600(団体400)円

中学生以下は市内・市外を問わず無料/団体は20名以上

※上記観覧料で常設展も併せてご覧いただけます。

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。

※本展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用いただけます。

【会場】大分市美術館企画展示室

【主催】大分市美術館/大分合同新聞社

【後援】NHK大分放送局/OBS大分放送/TOSテレビ大分/OAB大分朝日放送

エフエム大分/OCT大分ケーブルテレコム

【企画協力】宮崎県立美術館

【主な展示作品】出品リストはここをクリック(PDF:149KB)チラシ裏の画像

  • ルネ・マグリット「現実の感覚」1963年
  • ジョルジオ・デ・キリコ「イタリア広場・アリアドネ-の目覚め」1970年代
  • マン・レイ「女とその魚」1941年
  • サルバドール・ダリ「マルドロールの歌」1934年
  • マックス・エルンスト『博物誌』光の輪1926年
  • ピエール・ロワ「旅」1938年
  • ハンス・ベルメール「ノラ」1948年
  • ポール・シニャック「サン・トロペの松林」1892年
  • ピエール・ボナール「葡萄を持つ女」1911~12年
  • パブロ・ピカソ「サルタンバンクシリーズ 貧しき食事」1904年
  • アンリ・マティス版画集『ジャズ』サーカス 1947年

【講演会】(聴講無料)

第1回

  • 日時/平成22年10月24日(日曜日)
    午後2時~午後3時30分
  • 講師/高野明広氏(宮崎県立美術館学芸課長)
  • テーマ/宮崎県立美術館コレクションの魅力
  • 参加者/47名

第2回

  • 日時/平成22年11月21日(日曜日)
    午後2時~午後3時30分
  • 講師/菅章(大分市美術館長)
  • テーマ/20世紀美術におけるシュルレアリスム
  • 場所/大分市美術館ハイビジョンホール
  • 参加者/52名

 

【展示解説】(観覧料が必要)

  • 日時/会期中毎週水曜日 午後2時~(1時間程度)
  • 場所/企画展示室
  • 解説/美術館職員
  • のべ参加者/48名

【観覧者数】6,965名

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お問い合わせ

教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課 

電話番号:(097)554-5800

ファクス:(097)554-5811

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