更新日:2018年4月1日
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学校施設は、児童生徒等が一日の大半を過ごす活動の場であるとともに、非常災害時には、地域住民の応急避難場所としての役割を果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。
このため、大分市の小中学校では、昭和56年以前の建物121棟について耐震診断を行い、その結果に基づいて、学校施設の耐震化を計画的に推進し、平成28年度までに耐震化を完了いたしました。
また、幼稚園については、耐震診断と併行させながら、平成24年度までに園舎の耐震化を完了いたしました。
なお、これまで実施してきた学校施設の耐震化状況等については、平成21年度からその結果を建物ごとに公表しています。
※Is値(構造耐震指標)とは、建物の耐震性能を表す指標です。(1)地震力に対する建物の強度、(2)地震力に対する建物の靱性(変形能力、粘り強さ)が大きいほど、この指標も大きくなり、耐震性能が高くなります。
~Is値の目安(平成18年1月25日 国土交通省告示第184号による)~
Is<0.3 大規模な地震に対して倒壊または崩壊する危険性が高い
0.3≦Is<0.6 大規模な地震に対して倒壊または崩壊する危険性がある
0.6≦Is 大規模な地震に対して倒壊または崩壊する危険性が低い
なお、文部科学省では、公立学校施設の耐震改修の補助要件として、地震時の児童生徒の安全性、被災直後の避難場所としての機能性を考慮し、補強後のIs値が0.7を超えることとしています。
※1 耐震診断の対象となる施設は、昭和56年以前に建築された非木造の建物で、2以上の階数を有し、または延べ面積が200平方メートルを超えるものです。
※2 耐震性のない建物は、解体や一時使用教室への移動等により使用しなくなった時点で対象外とし、新校舎は工事が完了した時点で、新たに対象に加えます。
※ 木造並びに延床面積が200平方メートル未満の幼稚園は、耐震診断の対象外です。
耐震診断の結果等については、ダウンロードファイルをご覧ください。
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