大分市議会活性化推進会議の成果
大分市議会は、議会基本条例を議会の最高規範として、地方自治の本旨に基づき議会が市民の信託に全力で応えることを誓い、平成20年全国の中核市で初めて制定しました。
大分市議会活性化推進会議は、議会の改革に継続的に取り組むとともに、議会基本条例の趣旨に基づく議会運営等を確保するため設置しました。
大分市議会活性化推進会議では、大分市議会の議会改革の中核として、さまざまな事項を協議・検討してきましたが、成果としてあげられる主な事項について、以下に列挙します。ぜひ、ご覧ください。
議会活性化推進会議の成果としてあげられる主な事項
- 本会議における一問一答方式、反問権の導入(質問通告書、質疑質問および答弁に関する申し合わせ事項について協議)
- 請願・陳情の意見陳述について(請願者、陳情者から直接意見を聞く、意見陳述の方法等について協議)
- 委員会における自由討議(議案等の審査において議員相互の自由な討議が積極的に行われるよう協議)
- 重要な政策等を含む議案について(重要な政策等に該当する案件の定義、運用等の取り扱いについて協議)
- 議会として開催する市民意見交換会の実施等について
- 決算審査特別委員会での分科会方式の導入(より多くの議員が参加できる決算審査のあり方について協議)
- 特別委員会の見直し(従来の特別委員会について見直しを行った)
- 海外視察の見直し(海外視察のあり方等について協議。平成23年4月から上限額を見直すことを決定)
- 広報委員会の設置(議会全体の広報のため、市議会だより編集委員会を改めた)
- 賛否の公開(各議員の議案に対する賛否の公開について協議)
- 若年層との意見交換(高校・大学・専門学校の学生との意見交換会の実施について協議)
- 議員定数の見直し(単に人口や面積による他市との比較だけでなく、議会の求められる役割を果たすための議員定数は何人なのかについて協議。本会議における採決では、2人減じて44人とする結論に達した)
- 事務事業評価の導入(決算審査をより深め、評価の結果を今後の行政の事務事業の点検、改善につなげることなどの仕組みについて協議)
- 議案の公開(議会ホームページにおける議案の公開について協議)
- 大分市高校生議会の開催(高校生の政治参加意識を高めることを目的とした、高校生による模擬市議会の開催について協議)
- 常任委員会の所管の見直し(常任委員会の所管について見直しを行った)
- 議会基本条例の検証(条例の制定から10年が経過するため、議会基本条例の検証を行った)
- 若年層に特化した議会モニター(若年層に議会の会議をモニターしてもらう取り組みについて協議)
- タブレット端末の導入(タブレット端末の導入について協議)
- ペーパーレス会議システムの導入(本会議や委員会等の資料を電子化するため、ペーパーレス会議システムの導入について協議)ほか
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