更新日:2024年6月15日
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農薬は、飛散することで人畜に危害を及ぼすおそれがあります。
農薬の使用に伴う事故や被害を防止するために、次の点に注意してください。
病害虫に強い作物や品種の栽培、病害虫の発生しにくい適切な土づくりや施肥の実施、人手による害虫の捕殺、防虫網など物理的防除の活用などにより、農薬使用の回数および量を削減しましょう。
農薬取締法に基づいて登録された、対象の農作物に適用のある農薬を、ラベルに記載されている使用方法(使用回数、使用量、使用濃度など)および使用上の注意事項を守って使用しましょう。
粒剤やDL(ドリフトレス)粉剤等の飛散が少ない形状の農薬や、農薬の飛散を抑制するノズルを使用しましょう。
農薬散布は、無風または風が弱いときなど、近隣に影響が少ない天候の日や時間帯を選び、風向きやノズルの向きなどに注意しましょう。
農薬を散布する場合は、事前に、日時、目的、農薬の種類など、周辺住民の方への十分な周知に努めましょう。
また、散布区域の近隣に学校や通学路がある場合は、通学時間帯を避けるなど散布の時間帯に配慮するとともに、学校や保護者等への周知および子どもの健康被害防止を徹底しましょう。
農薬を使用した年月日、場所、対象作物、使用した農薬の種類または名称、農薬の単位面積当たりの使用量または希釈倍数について記録し、一定期間保管しましょう。