更新日:2023年1月26日
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皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員と呼ばれる方々がいるのをご存じですか。
「民生委員」は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。社会福祉の増進のために、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・支援を行っています。また、すべての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関するさまざまな相談や支援を行っています。
ボランティアとして活動するため給与はありません。ただし、必要な交通費・通信費・研修参加費などの活動費(定額)は支給しています。 任期は1期3年(再任可)です。現在の任期は令和7年11月末までとなっており、12月1日付けで改選が行われます。民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容の秘密を守り、個人情報やプライバシーの保護に配慮した活動を行っています。
現在、大分市には、それぞれの地区・校区で選ばれた899人(定数)の民生委員・児童委員がいます。
この中には、主に児童に関する事項を担当する主任児童委員が90人(定数)含まれています。
それぞれの地域に分かれ、福祉活動に取り組んでいます。
民生委員・児童委員は、地域社会の中で福祉的援助を必要としている方々の調査、相談、助言にあたる一方、福祉事務所や児童相談所、専門機関、社会福祉協議会等とのパイプ役として活動し社会福祉の増進に努めています。
市の関係では、ひとり暮らし高齢者の実態調査、生活保護世帯の状況把握、子育て支援、児童虐待の通報、要支援者に対する相談・助言、歳末たすけあい運動、各種証明事務等があり、市社会福祉協議会の関係では、生活福祉資金、小地域福祉ネットワーク、ふれあいサロン等への協力等があります。