更新日:2023年9月14日
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大分市美術館が所蔵する平野五岳の主な作品を紹介します。
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平野 五岳(ひらの ごがく)
【略歴】
1809(文化6)年~1893(明治26)年
豊後国日田郡幕府領渡里村(現日田市)生まれ。
江戸時代後期の画僧。名は岳、字は五岳。号に竹邨方外史、古竹園主、古竹老衲など。
正念寺に生まれ、のち、専念寺の養子となり同寺を継ぐ。
11歳の頃から儒学者広瀬淡窓に学び、淡窓の私塾咸宜園の人々と交友する。
本格的に画作に取り組み始めた30歳代の頃は、田能村竹田の画に学び描いていたが、50歳代に入った幕末頃より独自の画風を確立していく。
実際の景色を描くのではなく省略化された画面は前衛的でもある。
明治初年、日田県知事となった松方正義は五岳の書画を高く評価し、それによって中央でも知られるようになった。
文人のたしなみである三絶(詩、書、画)に通じ、高い評価を受けている人物である。
「梅花書屋図」1846年 |
「春山渓閣図」1856年 |
「渓閣読書図」1857年 |
「危巖松風図」1861年 |
「松林山水図」1861年 |
「青山白雲図」1870年 |
「松蔭吟艇図」1870年 |
「柳陰帰漁図」1871年頃 |
「松林山水図」1874年 |
「月下孤蓬図」1876年 |
「十六羅漢図」1884年 |
「前赤壁書画」1885年 |
「雪中山水図」1888年 |
「梧桐図」1892年 |
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