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更新日:2016年9月12日

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カンピロバクター食中毒にご注意!

カンピロバクターによる食中毒は全国的に発生件数が多く、季節を問わず発生しています。大分市においても、過去にカンピロバクターよる食中毒事件が発生しています。

以下の点に注意して、食中毒を防ぎましょう。

1.カンピロバクターとは?

特徴

ニワトリやウシなどの腸管内にいる細菌。少量の菌数でも食中毒を発生。

熱に弱い(75℃・1分間以上の加熱で死滅する)。

食中毒の症状(食べてから1~7日で発症。)

下痢、腹痛、発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感などの症状。

感染して数週間後に「ギラン・バレー症候群※」を発症することもある。

※ギラン・バレー症候群:手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難等を起こす。

2.原因食品は?

  • 鶏の刺身やたたき、生焼けの肉、菌のついた包丁やまな板で調理した食品
  • 野生動物の糞などで汚染された貯水槽水・井戸水・沢水

3.食中毒予防のポイント

  • 中心まで十分加熱する。
  • サラダなど生で食べるものとは別に調理する。
  • 肉を調理した器具は十分に洗浄・熱湯で消毒する。
  • 生肉を触った後は、手指の洗浄消毒を徹底して行う。
  • 焼肉をするときは、「肉を焼く箸」と「食べる箸」を分ける。
  • 生肉は冷蔵庫の一番下に保管し、生肉や生肉からしみ出した汁が他の食品を汚染しないようにする。

※子どもや高齢者の方は特に注意が必要です。

抵抗力の弱い子どもや高齢者は食中毒にかかりやすく、重症化する可能性があります。お肉は十分加熱して食べましょう。

※市民のみなさまへ

食中毒が疑われる場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

4.食品事業者の方は

食肉を十分に加熱しないで提供するのはやめましょう。子どもさんや、高齢者などの抵抗力の弱い方へ半生や加熱不十分な肉を提供すると、食中毒になったとき、重症化することがありますので、特に注意が必要です。

カンピロバクター食中毒を予防するためには?

手指や器具を介した二次汚染を防ぐ

  • 生肉をさわった後は、すぐに手を洗いましょう
  • まな板や包丁からカンピロバクターが他の食品についてしまうことがあります。調理器具はキチンと洗浄消毒しましょう。
  • 調理器具は肉用と他の食品用に使い分けしましょう。
  • お客さんに肉を焼いて食べてもらう場合は、焼く前の食肉をとる箸と焼けた食肉をとる箸やトングを別々に備えましょう。

加熱しましょう。

  • 食肉は十分に加熱してから提供しましょう。食肉の中心部が75℃、1分間以上加熱すれば死滅します。

お客様から食中毒疑いの連絡があった場合は大分市保健所まで速やかにご連絡ください。

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お問い合わせ

福祉保健部衛生課 

郵便番号870-8506 大分市荷揚町6番1号

電話番号:(097)536-2704

ファクス:(097)532-3490

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