ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 特別展 > 大分市美術館特別展「笠岡市立竹喬美術館名品展 うつりゆく自然を描く 小野竹喬の世界」を開催します
更新日:2024年8月30日
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小野竹喬《海》1971年
小野竹喬(1889-1979)は岡山県笠岡市出身の日本画家です。1903(明治36)年、14歳で京都の竹内栖鳳に師事したのち、1979(昭和54)年に89歳で亡くなるまでの75年間、日本の自然を描き続けました。その制作姿勢は一貫しており、季節の移り変わりのなかで、日常にふと目にするささやかな自然の表情を、親密な視線で素直に捉え、鮮やかにそして明快に表現しています。特に晩冬から早春にかけての大地の装いや樹木の芽吹き、その萌しを「自然の香り」と称して、清澄に捉えています。また戦後の作品においては、夕焼けの茜空を題材として、時々刻々と変化する空や雲の様相を、心温まる色彩で柔和に表現しました。生涯にわたるさまざまな功績により、1976(昭和51)年には文化勲章を受章しています。
なお、小野竹喬は京都市立絵画専門学校出身で大分出身の福田平八郎の先輩にあたり、両者には交流もありました。
本展では、竹喬の故郷にある笠岡市立竹喬美術館が所蔵する小野竹喬の名品、日本画約70点、素描約20点等により、自然表現の精華をご紹介します。
開催概要
会 期 |
令和6年10月4日(金曜日)から11月17日(日曜日)まで |
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開館時間 | 午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで) |
休館日 |
令和6年10月15日(火曜日)、10月21日(月曜日)、10月28日(月曜日)、11月11日(月曜日) |
観覧料 |
一般1,000円(800円)、高大生700円(500円)中学生以下は無料
【前売券情報】 販売期間:令和6年9月1日(日曜日)~10月3日(木曜日) 販売場所 チケットぴあ (Pコード:687-060)、ローソンチケット (Lコード:83626)、 大分市美術館、大分合同新聞本社受付・同プレスセンター、OBS大分放送地域事業部、トキハ会館 |
会 場 |
大分市美術館 企画展示室 |
主 催 |
大分市美術館、大分合同新聞社、OBS大分放送、小野竹喬展実行委員会 |
後 援 |
エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム |
特別協力 | 笠岡市立竹喬美術館 |
企画協力 | 青幻舎プロモーション |
※会期中、一部の作品は展示替を行います。
展示期間:[前期]10月4日(金曜日)~10月14日(月曜日)、[後期]10月16日(水曜日)~11月17日(日曜日)
※重要文化財《波切村》(なきりむら)の展示期間は[前期]10月4日(金曜日)~10月14日(月曜日)です。
作品および鑑賞のポイントを担当職員が解説します。
小野竹喬《野辺》1967年
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