ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > 過去の展覧会 > 平成27年度(展覧会情報) > 27年度 特別展1「大分発アヴァンギャルド 芸術都市の水脈~田能村竹田からネオ・ダダまで~」
更新日:2017年7月21日
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大分は古から仏教文化を受容し、また中世の大友宗麟時代、いち早く南蛮文化を摂取するなど、進取の気風に富んだ土地柄である。美術においても、江戸後期から明治の初めの豊後南画の隆盛や日本画の福田平八郎、髙山辰雄、洋画の佐藤敬、宇治山哲平、工芸の生野祥雲斎など、先進的な芸術家を育んだ芸術風土が脈々と受け継がれている。
本展では江戸後期の田能村竹田から明治、大正、昭和を経て、戦後の前衛美術を代表するネオ・ダダに至る、各時代における優れた美術家の輩出とその革新性に注目し、大分の風土が育んだ特質をアヴァンギャルドの系譜としてとらえ、芸術都市大分に流れる破壊と創造の水脈を、当館のコレクションにより紹介した。
※右の作品:田能村竹田《松鶴図(右図)》1826~1830年
第1章(常設展示室1)大分の自然と風土
第2章(常設展示室2)豊後南画の確立者 田能村竹田と富春館
第3章(常設展示室3)アヴァンギャルドの温床と拠点
大分中学とキムラヤ
第4章(常設展示室4)生野祥雲斎と竹工芸の革命
第5章(企画展示室2)ネオ・ダダと前衛の位相
第6章(企画展示室1)コレクションに見るモダンとポストモダン
※下の作品:佐藤敬《LE DANS》1950年
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