消火器の不適正な訪問販売にご注意!!
12月に入り大分県内では消火器の不適正な訪問販売が数件発生しており、大分市内でも発生することが予想されます。次のケースを参考に、被害に合わないよう十分に注意しましょう。
ケース.1 消防署の方から来ましたと消防職員をいつわる
作業服や消防の制服に似た服装で訪れ、「消防署の方から来ました」と言葉巧みに高額な消火器を販売します。
消防署では、消火器の斡旋・販売や点検など一切行っておりません。
ケース.2 「消火器の点検に来ました。消火器は古いので使えません。」と言って点検後、高額な請求をする
点検を装い、その後高額な請求をします。また本社からの依頼によって訪問していると装ったり、訪問前にあたかも出入りの点検業者のような電話をしてくるなど巧妙です。
ケース.3 消火器の点検後、契約書であることを隠して署名を求めてくる
高額な請求書を「契約書」というカタチで後日送り付けてくるケースもあります。点検終了後、何の説明もないまま「預り書にサイン、または押印をしてください」と迫り、署名させるものです。実は「預り書=契約書」となっていることもあります。さらに会社などでは担当者以外の人にサインをさせることもあります。
ケース.4 「今だけ特別価格」を強調して買わせる
「今おとくな価格で消火器を販売しています。いまだけですよ」と心理的な隙を突いてくる不適正な訪問販売です。
もし業者が訪問した場合の注意点
- 身分証明の提示を求め、正規の契約業者であるのか確認しましょう。
- 購入や点検ははっきり断りましょう。
- 契約書に署名、捺印はしないようにしましょう。
- もし契約した場合、クーリング・オフを行うことができます。
※クーリング・オフ制度については消費生活センターにお問い合わせください。
市内では今のところこのような被害の情報はありませんが、いつどこで悪質な消火器の訪問販売に遭遇するかわかりませんので注意してください。また、そのような販売者が来訪したときは、すぐに最寄りの消防署等に知らせてください。