更新日:2024年1月31日

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在宅医療を知っていますか?

在宅医療 これからの医療の選択肢として

在宅医療とは、通院や入院とは違い、かかりつけ医などの専門職が自宅などに定期的に訪問して行う医療のことです。医師に加え、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリ専門職種等多くの職種によって提供されます。

本市では、病気になったり介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、医療や介護の関係者と協働で在宅医療と介護連携に取り組んでいます。

在宅イメージ図

在宅医療の対象者は

本人や家族が在宅での療養を望んでいる人で、年齢・病気・障がいの種類に関係なく、通院が困難な人

在宅医療を受けたい時は

  • かかりつけ医に相談してみましょう。(かかりつけ医を持ちましょう。)
    かかりつけ医が在宅医療に対応できない場合は、対応可能な医療機関を紹介してもらいましょう。
  • 病院入院(通院)中の場合は、その病院の地域連携室に相談しましょう。
  • 担当のケアマネジャーがいる場合は、そのケアマネジャーに相談しましょう。
  • 上記3項目に相談できない場合は、お住いの地域包括支援センターに相談しましょう。
    (地域包括支援センター 一覧)

 

在宅医療における多職種連携

在宅診療医や訪問看護師、ホームヘルパーなど、さまざまな専門職が協働で、住み慣れた場所での生活をチームで支援します。

例えば、入院時や退院時には、病院とケアマネジャーとが連携し、退院後に必要なサービスや支援をスムーズに受けられるようにしています。(「入退院に伴う病院とケアマネジャーとの情報共有ルール」(別ウィンドウで開きます)を作成し、平成27年4月から運用しています。)

在宅診療医

定期的に訪問し、平時の医学的管理を担当します。

専門病院主治医

病状悪化時・急変時に対応します。

在宅歯科診療医・歯科衛生士

歯科治療、義歯作製、口腔ケア、口腔衛生指導などを行います。

ホームヘルパー

日常生活のサポート、身体介護、家事援助などを行い、身近な存在です。

ケアマネジャー(介護支援専門員)

ケアプランを考え、介護サービスの調整・支援を行います。

訪問看護師

日常生活の援助、看護や体調管理・相談、医師の指示による医療処置などを行います。

在宅医療支援薬剤師

薬剤の提供、管理、指導、飲み合わせ・残薬確認、一包化などを行います。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

在宅でのリハビリテーション、機能回復、拘縮予防、嚥下・言語リハなどを行います。

 

Q&A

Q1 在宅医療とは?

入院や通院ではなく、「家」にいながら受ける医療(介護施設も含む)です。

Q2 訪問診療と往診の違いは?

訪問診療:患者が定期的に通院するのと同様に、あらかじめ計画した日程で、医師が訪問して診療を行うことです。

往診:急病や病状の急変の時に、患者・家族の求めに応じて医師が出向き診察を行うことです。

Q3 在宅でどんな医療が受けられるの?

  • 診察・採血(血液検査)・レントゲン撮影、エコー(腹部・心臓)・心電図
  • 点滴、輸血、腹水除去、褥瘡(じょくそう)の処置・薬の処方、・末期がん患者への緩和ケア
  • 在宅人工呼吸器管理、気管切開管理・胃ろう管理、胃ろう交換

※医師により、行うことができる内容が異なります。

Q4 在宅医療の必要条件は?

患者も家族も在宅医療を望んでいることです。

Q5 在宅医療の魅力は?

何も気兼ねしない場所で医療を受けることができることです。

Q6 在宅医療の費用は?

在宅医療は保険診療です。その医療費は、入院より安く、外来通院よりは高くなっています。

また、介護保険サービスを受ける方は、別途費用が発生します。

※保険の種類や患者様の状態等によって金額は異なります。詳細は各診療所におたずねください。

 

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 リーフレット「在宅医療~これからの医療の選択肢として~」(PDF:612KB)

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お問い合わせ

福祉保健部長寿福祉課 

電話番号:(097)537-5746

ファクス:(097)548-5387

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