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更新日:2025年6月1日
読書は、広い世界を知り、心の世界を豊かに育み、大きな楽しみを与えてくれます。
日々成長する子どもたちにとって読書は、健やかな人間形成の手助けをしてくれます。
大分市民図書館司書が選んだ今月のおすすめの本です。
『こんなおうちにすみたいな ~和室はすてき~』 武田 美穂:作 片山 和俊:監修 〔ほるぷ出版〕 |
知らない町に引っ越すことになった男の子に“ざしきわらし”が日本の伝統的な“和室”についてわかりやすく教えてくれます。ちょっと前まで、いやだった引っ越しも“ざしきわらし”のおかげで、わくわく、どきどきの楽しいものになりそうです。和室のひみつについて監修者の解説付きです。 |
『小説 まだ、牧場はみどり』 エフィー・L・ワイルダー:著 堀川 徹志:訳 〔文理閣〕 |
著者自身が入所している高齢者施設での日常を題材に書いた小説で、何と85歳でのデビュー作品です。入所者やそこで働く人たちの“人生”が、生き生きとユーモアたっぷりに描かれていますが、超高齢者社会の課題や若い人たちの生き方も問われているようでもあります。 |