ここから本文です。
更新日:2026年7月21日
令和8年7月16日(木曜日)、大分市内で食中毒が発生しました。
食中毒予防の三原則は
食中毒菌を「付けない(清潔)」・「増やさない(迅速・冷却)」・「やっつける(加熱)」です。
令和8年7月18日(土曜日)、大分市保健所へ「7月15日(水曜日)に、大分市都町の飲食店『ジャパニーズダイニング 海老酔』で食事をしたところ、複数人が体調不良になった。」と連絡がありました。
調査の結果、7月15日(水曜日)に当該飲食店を利用した1グループに複数の体調不良者がいることが判明しました。
大分市保健所は、当該飲食店が調理提供した料理を原因としたノロウイルスによる食中毒と断定し、本日、食品衛生法に基づき、営業停止(2日間)を命令しました。
1.調査結果
(1)発生日時 :令和8年7月16日(木曜日)正午頃
(2)原因施設
所在地:大分市都町二丁目4―28
営業の種類:1飲食店営業
屋号:ジャパニーズダイニング 海老酔
営業者:株式会社八條 代表取締役 山本 浩之
(3)原因食品 :令和8年7月15日(水曜日)に当該原因施設が調理提供した料理
【お取り寄せ牡蠣の冷製イクラ添え、おおいた和牛の米茄子巻き炙り、とらふぐテッサ、特選寿司3貫等】
(4)原因物質:ノロウイルスGⅠ、GⅡ
※患者便:6検体中5検体からノロウイルスGⅠ、GⅡを検出
※調理従事者便:7検体はノロウイルス陰性
※検査機関:大分市保健所検査室
(5)喫食者数:18人(調査中)
(6)患者数:7人(調査中)
| 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 小計 | 合計 | ||
| 男 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | |
| 女 | 1 | 2 | 3 | 0 | 6 | ||
2.食中毒と断定した理由
(1) 患者らの共通食は、当該原因施設が調理提供した料理のみであること。
(2) 患者の便からノロウイルスGⅠ、GⅡを検出し、患者の症状および潜伏時間がノロウイルスによるものと一致していること。
(3) 医師から食中毒患者の届出が提出されたこと。
以上のことから、上記施設を原因とするノロウイルスによる食中毒と断定しました。
3.原因施設への措置内容等
(1)行政処分:営業停止命令
令和8年7月21日(火曜日)から22日(水曜日)まで(2日間)
(2) 指導内容
・加熱用のカキは中心部まで十分に加熱して提供すること。
・調理場内の清掃、消毒を徹底し、二次汚染を防止すること。
・手指の洗浄、消毒を十分に行うこと。
【特徴】
ノロウイルスによる食中毒は一年を通して発生し、特に冬季に多く発生する傾向にあります。ノロウイルスに感染した調理従事者の手指等を介してノロウイルスが食品に付着する二次汚染が原因となることが多く、またカキ等の二枚貝を生で食べることで感染することがあります。感染力が強く、数個から100個程度で人を発症させます。
【症状】
潜伏期間は24~48時間で嘔吐、下痢等の症状が現れます。
【予防のポイント】
(1)調理前やトイレ後は、石鹸をよく泡立てて手を洗いましょう。
(2)手洗い後に使用するタオルは、清潔なものを使用しましょう。※タオルの共用はやめましょう。
(3)まな板、包丁、ふきん等は熱湯か塩素系漂白剤を用いて消毒しましょう。
(4)カキ等の二枚貝を生食することはノロウイルスに感染する危険があります。中心部までしっかり加熱(中心部が85度~90度で90秒間以上)しましょう。
(5)下痢や嘔吐などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業には従事しないようにし、医療機関を受診しましょう。