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更新日:2023年10月1日
「能楽の祭典」は平和市民公園能楽堂がお送りする、年間最大の能楽公演です。
平和市民公園能楽堂で開講された「こども能楽教室」参加者による仕舞。
馬野正基氏による能「俊寛(しゅんかん)」
野村万禄氏による狂言「萩大名」をお送り致します。
※能は詩や舞踊・音楽といった要素が詰まった、いわば和風のミュージカルやオペラのようなものです。
笛や鼓による伴奏と謡に合わせ、舞台上の人物が舞いながら物語を展開する演劇です。
開場:正午
開演:午後1時
終演:午後4時30分予定
平和市民公園能楽堂
チケット代(税込)
S席 6,600円
A席 5,500円
B席 4,400円
※全席指定・未就学児童の入場不可
チケット販売
2023年10月3日(火曜日)午前10時から
チケット取扱:
平和市民公園能楽堂
トキハ会館プレイガイド 097-538-3111
ローソンチケット(Lコード:83852)
演目・演者・あらすじ
・「こども能楽教室」発表会
・能「俊寛(しゅんかん)」馬野正基ほか
平家滅亡を陰謀した俊寛・康頼・成経は鬼界ヶ島に流され、望郷の日々を過ごします。
康頼と成経は千本の卒塔婆を作り海に流すことを発心し、やがて、一本の卒塔婆が安芸国巌島に流れつきます。
これに心を打たれた平清盛は、高倉天皇の中宮となっている娘の徳子の安産祈願の恩赦を行います。
しかし、赦されたのは康頼と成経のみで、俊寛は謀議の張本人という理由から赦されず島に一人とり残されて…。
平家物語の中でも屈指の悲劇です。
・狂言「萩大名(はぎだいみょう)」
訴訟事のため永らく都に滞在していた田舎大名は、無事に勝訴し近々帰郷することとなります。
都の名残に遊山(散策)に出掛けようと太郎冠者(召使い)に相談すると、太郎冠者は宮城野の萩が
盛りの庭見物を提案しますが、その庭の持ち主は大の当座好き(=即興の和歌を詠むこと)で、見物
客に所望すると云います。歌を詠む嗜みのない大名に対し、太郎冠者は一計を案じて和歌のカンニン
グ法を伝授するのですが…。
無教養な大名を風刺しつつも無邪気で稚気あふれる姿を描き、従順な召使いとのやりとりが滑稽
に展開される作品です。
平和市民公園能楽堂
〒870-0924 大分市牧緑町1番30号
電話:097-551-5511
ファクス:097-551-5512
Eメール:info@nogaku.jp