大分市の魅力特集サイトOITAPRIDE > 大分市の魅力を紹介 > スポット・体験 > 参加すれば楽しさ倍増! 大分七夕まつり
更新日:2018年1月5日
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大分市民が胸を張って誇れる祭りといえば、何と言っても「大分七夕まつり」です。毎年8月最初の週末に3日間開催され、その賑わいは年を追うごとに増しています。商店街は約100本の七夕飾りで彩られ、屋台やステージイベントで中心街はお祭りムード一色に。
見てもよし、参加すればさらに楽しめる、大分の夏の風物詩をご紹介します。
地元の若者たちが「大分七夕まつりを市民参加型の祭りとして盛り上げ、大分独自の祭り文化を発信しよう」と呼びかけ、昭和60年にスタートしたのが初日のメインイベント「府内戦紙」です。「府内」とは大分市の昔の呼び名で、「ぱっちん」とは「めんこ」のこと。町を練り歩く電飾の山車に描かれた勇壮な武者絵や昇り竜が、昔ながらのぱっちん遊びのイメージに結びついたようです。
鉄砲隊、騎馬隊、太鼓の演舞を交えたオープニングセレモニーが終わると、いよいよ府内戦紙が一斉に出陣します。その年のテーマに合わせて毎年新たに作られる、20基超の山車が繰り出す風景はまさに壮観! 練り隊は全力で山車を廻し、踊り隊は華やかなメイクに粋な衣装をまとって、練習の成果を披露します。普段は引っ込み思案と言われる大分の人たちも、この日ばかりは「セイヤーセイヤー」の掛け声も勇ましく、総勢約5,000人が祭りを盛り上げます。
今では府内戦紙に参加することが大分の若者たちの憧れであり、中には、山車の上に立つ一団の先導役を目指して、参加団体への所属を希望した人もいるほど!終了後には、その年いちばんの華麗な踊り、勇壮な練りを披露した団体に「一等賞」が与えられます。
府内戦紙の翌日は、飛び入り参加歓迎の「おおいた市民おどりの祭典」にぜひ参加してみてください。歩行者天国となった大分駅前の中央通りには、大分民謡「チキリンばやし」の踊り手が繰り出し、「チキリン」と呼ばれる鉦(かね)のリズムに合わせ、竹の棒を鳴らしながら舞い踊ります。
さらに、「七夕ブロードウェイ」のメイン会場では趣向を凝らしたステージイベントが繰り広げられ、イベントの最後には集まった参加者に風船が配られ、夜空に2万個の風船を一斉にリリース! 色とりどりの風船が夜空へ消えていく光景は感動的で、参加者たちはその様子を祭りの余韻に浸りながら見守ります。
最終日のお楽しみは、「大分合同新聞花火大会」です。大分川の弁天大橋上流付近から打ち上げられる約6,000発の大輪の花は必見!音楽とのコラボレーションによる演出や、趣向を凝らした仕掛け花火など、迫力満点の光のエンターテインメントで祭りはフィナーレへ。3日間にわたり繰り広げられた祭りは、夏の思い出として参加者それぞれの心に刻まれ、幕を閉じます。