更新日:2023年1月5日
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令和4年中は、大分市内で125件の火災が発生し、昨年比で18件の増加となっています。また、火災による死者が例年より多く発生しており、9人が亡くなっています。前年と比較すると7人の増加となっています。
令和4年中に大分市内で発生した125件を発生種別で見ると「建物火災」が57件と最も多く、次いで「その他の火災」が46件、「車両火災」が20件、「林野火災」が2件となっています。
出火原因別でみると「たき火」が26件と最も多く、次いで「放火(疑い含む)」が17件、「たばこ」が14件となっています。
※構成比は四捨五入しているため、各値を合計しても100%にならない場合があります。
令和4年は死者9人のうち7人が住宅火災で亡くなっています。亡くなられた方の5人が65歳以上の高齢者となっていることから、逃げ遅れなどに十分に注意する必要があります。
さらなる犠牲者を出さない為にも、住宅防火 いのちを守る 10のポイント-4つの習慣・6つの対策(PDF:324KB)の実施を推奨します。
4つの習慣
1.寝たばこは絶対にしない、させない。
2.ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
3.こんろを使うときは火のそばを離れない。
4.コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
1.火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
2.火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10 年を目安に交換する。
3.火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する。
4.火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5.お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6.防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
冬は空気が乾燥し火災が発生しやすく風が強い日も多いために、火災が一度発生すると延焼拡大する恐れが大きい時季です。年間を通して多く発生する「たき火」「放火」「たばこ」「こんろ」などに加えて、「ストーブ」などの暖房器具による火災に十分注意する必要があります。
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