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報道発表資料
第27回海部のまつりの開催に合わせて、大在の住吉神社所蔵銅戈を含む大分市指定有形文化財「大分市出土同范銅戈」を海部古墳資料館で特別に里帰り展示します。
11月3日(木曜日・文化の日)午前11時~午後3時
海部古墳資料館(大分市大字里646番地の1)
大在の住吉神社所蔵銅戈(大分市歴史資料館寄託品)と滝尾中学校付近で出土したとされる伝岩屋遺跡出土銅戈(大分市歴史資料館所蔵)は、ともに弥生時代中期前半(約2,300年前頃)の資料で、同じ鋳型(同范)で作られた銅戈と考えられます。同范銅戈は大分のみならず、九州でも類例が少ない資料で、学術的に極めて価値が高く貴重であることから、この2つの銅戈は「大分市出土同范銅戈」として大分市指定有形文化財に指定されています。(指定年月日:平成30年12月7日)
大在住吉神社所蔵銅戈(大分市歴史資料館寄託) 伝岩屋遺跡出土銅戈(大分市歴史資料館所蔵)