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報道発表資料

大分市歴史資料館令和5年春季テーマ展示「鎧兜の歴史と造形」を開催します

  • 発表日:令和5年2月28日
  • 担当課:文化財課 歴史資料館
  • 担当者:松浦・増永・柳原
  • 電話番号:097-549-0880(内線2165)

大分市歴史資料館では、3月4日(土曜日)~5月7日(日曜日)、令和5年春季テーマ展示「鎧兜の歴史と造形」を開催しますので、お知らせします。

 内容

大分市歴史資料館の令和5年春季テーマ展示は、「鎧兜の歴史と造形」です。

よろい(甲、鎧)は、古くは約1800年前頃(弥生時代後期)から木製のものが作られていますが、実用ではなく祭祀用と考えられています。かぶと(冑、兜)を含めて、全容がうかがえるのは古墳時代からで、鉄製のよろいかぶと(甲冑)が作られ始めます。
その後、よろいかぶとは平安時代の大鎧、中世の胴丸、腹巻、戦国時代末期の当世具足へと、さまざまな素材や加工技術の進化と共に、大きな変化を遂げていきます。それらは戦闘方法や武器の変化に合わせた実用的な防具としての進化であり、また時代の好みや流行を反映した変化でありました。
しかし、江戸時代になって戦がなくなると実用的ではなくなり、武家の誇りや出自を示す意匠を凝らした装飾的な形態へと変わっていきます。そうした鎧や兜は家格の象徴として、武家の晴れ着としての威儀的、儀式的な飾り鎧でした。また当時の金工、漆工、染色皮革などの工芸技術の粋を集めて作られているため、美術工芸としても優美なものとなっています。
今回の展示では当館所蔵の鎧と兜を中心に、その歴史や構造と装飾について紹介します。

展示構成

  • 第1章「甲冑の成立」
  • 第2章「中世の鎧と兜」
  • 第3章「当世具足の登場」
  • 第4章「当世具足の仕組み」

会期

3月4日(土曜日)~5月7日(日曜日)

会期中の休館日

【3月】7日(火曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、22日(水曜日)、27日(月曜日)

【4月】4日(火曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)、24日(月曜日)

【5月】2日(火曜日)

開館時間

午前9時~午後5時

※入館は午後4時30分まで

観覧料

  • 大人 210円(団体150円)
  • 高校生 100円(団体50円)
  • 中学生以下 無料 

※団体は20名以上

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料(入館時に受付で手帳を提示)

展示解説講座

【日時】3月19日(日曜日)午後2時~

【料金】観覧料が必要です。

【人数】30名(申込順)※変更の可能性があります。

【申込方法】電話(歴史資料館:097-549-0880)

※3月4日(土曜日)午前9時から順次受付

【場所】当館講座室

※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、上記内容について、変更になることがあります。

ダウンロード

大分市歴史資料館ニュースNo.130「鎧兜の歴史と造形」(PDF:17,293KB)

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お問い合わせ

教育委員会事務局教育部文化財課歴史資料館

大分市国分960番地の1

電話番号:(097)549-0880

ファクス:(097)549-5766

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