ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 大分市の広報 > 報道発表資料 > 令和4年度発表分 > 2月(令和4年度発表分) > 大分市歴史資料館令和5年春季テーマ展示「鎧兜の歴史と造形」を開催します
ここから本文です。
報道発表資料
大分市歴史資料館では、3月4日(土曜日)~5月7日(日曜日)、令和5年春季テーマ展示「鎧兜の歴史と造形」を開催しますので、お知らせします。
大分市歴史資料館の令和5年春季テーマ展示は、「鎧兜の歴史と造形」です。
よろい(甲、鎧)は、古くは約1800年前頃(弥生時代後期)から木製のものが作られていますが、実用ではなく祭祀用と考えられています。かぶと(冑、兜)を含めて、全容がうかがえるのは古墳時代からで、鉄製のよろいかぶと(甲冑)が作られ始めます。
その後、よろいかぶとは平安時代の大鎧、中世の胴丸、腹巻、戦国時代末期の当世具足へと、さまざまな素材や加工技術の進化と共に、大きな変化を遂げていきます。それらは戦闘方法や武器の変化に合わせた実用的な防具としての進化であり、また時代の好みや流行を反映した変化でありました。
しかし、江戸時代になって戦がなくなると実用的ではなくなり、武家の誇りや出自を示す意匠を凝らした装飾的な形態へと変わっていきます。そうした鎧や兜は家格の象徴として、武家の晴れ着としての威儀的、儀式的な飾り鎧でした。また当時の金工、漆工、染色皮革などの工芸技術の粋を集めて作られているため、美術工芸としても優美なものとなっています。
今回の展示では当館所蔵の鎧と兜を中心に、その歴史や構造と装飾について紹介します。
3月4日(土曜日)~5月7日(日曜日)
【3月】7日(火曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、22日(水曜日)、27日(月曜日)
【4月】4日(火曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)、24日(月曜日)
【5月】2日(火曜日)
午前9時~午後5時
※入館は午後4時30分まで
※団体は20名以上
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料(入館時に受付で手帳を提示)
【日時】3月19日(日曜日)午後2時~
【料金】観覧料が必要です。
【人数】30名(申込順)※変更の可能性があります。
【申込方法】電話(歴史資料館:097-549-0880)
※3月4日(土曜日)午前9時から順次受付
【場所】当館講座室
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、上記内容について、変更になることがあります。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。