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更新日:2019年3月19日
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「御城下絵図」は府内城下の様子を絵巻物仕立てで描いたもので、"浜の市"見物に行く府内藩主の行列を中心に四重の天守がそびえる府内城、塩九升口門・堀川口門と呼ばれた城下への出入り口門、住吉社・春日社・西應寺などの神社仏閣、蓬莱山・笠結島など府内近郊の景観が描かれ、武士や庶民の姿には江戸時代中期の生活や風俗をみることができます。 「浜の市のにぎわい」。柞原八幡宮では旧暦の8月14日に放生会儀式が毎年とり行われました。その祭礼市である「浜の市」は、近郷からだけでなく他国の商人も訪れ讃岐金比羅の金市、安芸宮島の船の市と並ぶ西日本の3大市に数えられていました。 人寄せのための芝居・相撲・見せ物小屋・花火などの興行もたち、また、城下の商人の殆どが店を閉めて出店するなど大変なにぎわいをみせたと伝えられています。 |
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名称 | 御城下絵図(ごじょうかえず) |
時代 | 江戸時代 |
指定等区分 | 大分市指定有形文化財 |
指定等年月日 | 昭和56年8月1日 |
所有者 | 大分市歴史資料館 |