ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > 大友氏遺跡事業 > (仮称)大友氏館跡歴史公園の整備を進めています
更新日:2022年4月13日
ここから本文です。
本市では、顕徳町3丁目を中心に(仮称)大友氏館跡歴史公園の整備を進めています。計画では、大友氏館跡における中心建物の復元整備などを令和12(2030)年までに完成させることを目指しており、今後の主な整備内容と計画についてお知らせいたします。
発掘調査によって建物跡や塀、井戸跡や区画溝、儀礼や儀式で使用された「かわらけ」と呼ばれる土師器を大量に廃棄した土坑などが見つかっています。
建物跡については、礎石痕から導き出される平面プランに基づき、立体復元を目指しています。
大友氏遺跡歴史公園整備のために、令和4年度に廃止を予定しています。その後は、道路の撤去作業を行い、これに合わせて国道10号との交差点の改良工事も行う計画です。令和5年度からは、廃止した道路下の発掘調査を実施する計画です。
市道の廃止後に、大友氏館跡の北東部にあたる地点で発掘調査を進めます。この場所は、屋敷の外郭にあたり、門跡や築地跡などの発見が期待されています。
歴史公園完成までの間、大友氏館跡での情報発信拠点として平成30年9月に開館しました。この施設は、「大友宗麟が生きた時代を体感できる施設」をコンセプトに、大友氏遺跡や大友宗麟の功績について、工夫を凝らした展示や迫力ある映像で紹介し、ボランティアガイドによる案内も行っています。
入館料:無料、開館時間:9~午後5時(入館は午後4時30分まで)、休館日:月曜日※ただし、第1月曜、祝日・振替休日の場合は開館し、その翌日が休館。祝日の翌日※ただし、土・日曜の場合は開館。年末年始(12月28日~1月4日)
発掘調査成果に基づいて令和2年3月に復元整備が完了し、同年6月から公開中です。戦国時代の大名館の中で最大規模の池をもつ庭園であり、戦国時代の人々が眺めた景色やその空間を体感できるようになっています。
入園料:無料、開園時間:9~午後5時(入館は午後4時30分まで)、休園日:月曜日※ただし、第1月曜、祝日・振替休日の場合は開園し、その翌日が休園。祝日の翌日※ただし、土・日曜の場合は開園。年末年始(12月28日~1月4日)
史跡大友氏遺跡の整備基本計画については、大分市HPに掲載しています。
https://www.city.oita.oita.jp/o204/kihonkeikaku.html(別ウィンドウで開きます)