大分市立小中学校適正配置について

大分市教育委員会では、義務教育段階である学校の適正規模や適正配置等に関し、平成14年度に「大分市小中学校適正配置検討委員会」から「報告書」を提出いただきましたが、旧佐賀関町と旧野津原町の編入合併、県教育委員会の学級編制基準の見直し、県立及び私立の中学校の新設など、大分市の義務教育をめぐる状況が大きく変化したこともあり、具体的な計画を策定するには至っていない状況です。
しかしながら、全国的に都市圏への人口集中や少子化が進む中、大分市においても、住宅団地の大規模開発により児童生徒数が急増し、過大規模となっている学校がある一方、児童生徒数が減少し、集団教育の機能を生かすことが困難な状況や運営に支障が生じる学校も見られるところです。
そこで、大分市教育委員会としては、次代を担う大分市の子どもたちに、「生きる力」を効果的にはぐくむため、適正な学校規模を確保したうえで豊かな教育環境を創造し、教育水準の維持・向上を図ることが極めて重要であると考え、学校の適正規模化や適正配置に関する具体的な検討を進めるに当たり、平成22年6月に学識経験者などで構成する「大分市立小中学校適正配置計画検討委員会」を設置しました。