おおいた市議会だより 207号 令和7年11月1日 発行/大分市議会 編集/広報委員会 電話番号 097-537-5645 ファクス 097-537-5657 コンテンツ おもな内容 P2~3 決算審査 来年度の予算編成に向け前年度決算の評価を行いました クローズアップ議会 議会の目 …………… P2 事務事業評価審査結果 ……………………… P3 一般質問 -市民の声を反映- …………… P4~P8 ステップアップ市議会だより ……………… P9 ~決算審査について~ 常任委員会審査結果 ………………………… P10 第1回臨時会議決結果 ……………………… P11 第3回定例会議決結果 請願・陳情審査結果 賛否一覧表 …………………………………… P12 市民意見交換会のお知らせ 編集後記 令和7年第3回定例会の概要 開会日 会期を25日までと決定し、令和7年度大分市一般会計補正予算など18議案を上程し、市長の提案理由説明を受けました。また、決算議案3件の審査のため、39名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置しました。 一般質問 24名の議員が、防災行政や保育行政、投票率の向上、公共施設の使用料などについて質問しました。また、請願10件を上程し、18議案とともに所管の委員会に付託しました。 委員会 各常任委員会では、議案、請願・陳情などの付託案件の審査を行いました。 議案をピックアップ 議第104号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について (総務常任委員会) この議案は、豊後大野市多機能型武道場の一部を、大分市の住民が利用できるようにしようとするものです。 採決 各常任委員長が付託議案等の審査結果報告を行い、質疑・討論・採決の結果、委員長報告のとおり可決しました。また、追加議案の人権擁護委員の推薦に同意しました。 決算審査特別委員会 決算の概要等を審査した後、5分科会に分かれ、審査と事務事業評価を行いました。その後、各分科会の審査報告を受け、取りまとめを行いました。 閉会日 決算審査特別委員長が決算議案3件の審査結果報告を行い、委員長報告のとおり、要望事項を付して可決及び認定し、閉会しました。 クローズアップ議会 議会の目 令和6年度決算の審査に当たって 決算審査特別委員長 ながまつ ひろき 決算審査特別委員会では、正副議長と監査委員2名を除く議員が参加します。市政執行に係る予算等を審査した各常任委員会の所管に準じた分科会で審査することにより、予算から決算までを一連の流れとして評価・監視し、翌年度予算に反映できるよう、取り組んでいます。 決算審査の一環としての事務事業評価については、今年度も5分科会が各3事務事業を評価しました。分科会では、「ときめき出会いサポート事業は、県や民間事業者においても同様の事業を実施しており、県との連携なども考えられるのではないか」、「子育て世帯訪問支援事業について、行政とつながりにくい家庭へのアプローチは、どのように行っているのか」、「日本語指導等支援事業については、本事業のこれまでの成果も踏まえ、今後さらに外国籍の児童生徒との共生も重要となってくるのではないか」、「公園管理費(公園愛護会報償費)については、報償費を増額することで、団体数の減少を食い止めたり、活動に対するモチベーションが上がるのではないか」、「有害鳥獣対策事業については、市民からの相談件数及び被害が増加傾向にあり、予算を拡充して事業に取り組むべきと考える」など、様々な質疑、意見が出されました。その結果、拡充が3事業、継続が7事業、改善の上で継続が4事業、終期設定し終了が1事業となり、執行部に対し、事務事業評価結果に対する予算編成への反映状況等を報告するよう求めました。 第3回定例会開会日に上程された3決算議案については、審査した結果、一部反対意見がありましたが、9項目の要望事項を付して、原案を可決及び認定すべきものと決定しました。 今後も、一層の市民福祉の向上や市政の発展に寄与するよう評価・監視に努めていきます。 決算審査特別委員会の要望事項(抜粋) ・円安による原油価格・物価高騰などの影響や、昨今の異常気象による災害への対応等、市民生活への様々な影響に対し、迅速に公的支援を図ることができる財政運営に努めること。 ・高齢者の社会参画、健康の増進、介護予防に資する高齢者福祉の支援制度の充実を国に働きかけるとともに、市独自でも必要な支援策について検討すること。 ・いじめ・不登校の状況を改めて把握することを含め、多様な要因を分析・検証した上で、必要な対策を今後とも講じること。 ・人口減少に伴い地域公共交通の衰退が懸念される中、バス路線の休止や減便などの課題が顕在化している。新しい時代にふさわしい地域公共交通ネットワークの構築に向け、関係者との連携をさらに強化し対策を講じること。 ・最低賃金の引上げに当たり、中小企業・小規模事業者への影響が懸念されることから、国の動向を注視しつつ、必要な支援策について検討すること。 事務事業評価審査結果(全15事業から5事業を抜粋) 〈ときめき出会いサポート事業〉評価区分【終期設定し終了】 本事業は、多様な生き方がある中で自らの望む人生を実現するために、結婚を希望する幅広い年齢層の独身男女を対象に、婚活を支援することを目的としている。 結婚を希望する人を支援するために、参加者が安心して交流できる対面での出会いの場のイベント等を開催することにより、婚活に向けたコミュニケーションスキルなどを学び、実践するための場を通じて交際・成婚へとつながるきっかけとなる事業であり、イベントを通じて19組のカップルが成立するなど、その成果は認められる。 一方で、本事業と同様の事業が県や民間事業者により実施されている状況もある中で、本事業においては事業費も縮小傾向にあり、参加者が固定化されている様子も見受けられる。また、県の事業に登録している方の半数以上が本市の市民となっており、県と連携した支援の在り方の検討なども考えられることから、終期設定し終了とした。 〈子育て世帯訪問支援事業〉評価区分【継続】 本事業は、2つの支援内容で構成されており、①家事、育児等に対して不安や負担を抱える子育て家庭及びにんさんぷ、たたいじ、ヤングケアラー等がいる家庭に対し、家事支援又は育児支援を行うヘルパーを派遣することで、保護者の不安や負担を軽減し、子供への虐待リスク等の高まりを未然に防ぐこと(子育て世帯・ヤングケアラー等訪問支援事業)、②要保護児童対策地域協議会が情報の交換及び協議の対象とする支援対象児童等の居宅を訪問し、家庭状況の把握や食事の提供、学習及び生活指導支援等を通して支援対象児童等の見守り体制を強化すること(子ども等見守り訪問支援事業)をそれぞれ目的としている。 ヘルパーを派遣することにより、保護者の不安や負担の軽減、虐待リスク等の低減につながっていること、また、訪問を重ねることにより、生活実態が見えづらい家庭の状況把握が可能となり、必要な支援につなげることができていることから、本事業の必要性は高いと認められる。 今後は、行政とつながりにくい家庭へのアプローチを工夫するとともに、事業所などの関係機関や他部局と連携の上、支援の充実を図ることを求め、継続とした。 〈おおいたナイトスクール事業〉評価区分【改善の上で継続】 本事業は、様々な理由により、中学校で十分に学べなかった人や、生涯学習として中学校程度の学習内容を学び直したい人、大分の生活、文化や日本語を学びたい人に対して学習の機会を提供することを目的に平成28年度より実施している。 人生100年時代を見据えた生涯学習社会の構築に向けては、多種多様な学習活動のニーズに応え、学び直しや生きがいづくりにつながる学習機会の提供が必要なことから、生涯にわたって学ぶことができる多様な学習機会を創出している。そのような中、受講者も年々増加し、満足度も教育ビジョンの目標に掲げる90%を達成しており、本事業の必要性は高いと認められる。 しかしながら、令和8年度より県において夜間中学が開校されることに伴い、学び直したい人への学習機会の提供という目的が達成できていること、また、参加者の約6割がリピーターであることなどを踏まえ、今後は、夜間中学との役割分担を図る中で、実施方法等の見直しを行い、生きがいづくりにつながる生涯学習としての学習機会の提供や新たな参加者の確保について検討することを求め、改善の上で継続とした。 〈公園管理費(公園愛護会報償費)〉評価区分【拡充】 本事業は、自治会や老人会などが地区内にある公園の清掃や除草を行い、公園が子供たちの楽しい広場、また地域住民の憩いの場となるよう、健全な利用と発展を図ることを目的としている。 本市が管理する800以上の公園のうち、半数に近い公園の美化活動を自治会等の地域住民による公園愛護会が担っており、トイレ清掃や除草といった公園の維持管理のコスト削減に大きく寄与している。また、地域住民による愛護会活動は、公園に対する愛着を醸成し、公園利用の活性化や地域コミュニティの活性化を促し、さらには参加者の健康維持にも繋がることから、本事業の必要性は高いと認められる。 公園愛護会員の高齢化や担い手不足といった長年にわたる問題に加えて、気温上昇に伴う作業環境の悪化や物価上昇に伴う作業経費の負担増などの事情により活動継続を断念する団体が増加している。今後は、報償費の対象の拡大を検討することや、物価高騰等に対応する早急な見直しを行うなど、公園愛護会が活動しやすい環境をつくることを求め、拡充とした。 〈有害鳥獣対策事業〉評価区分【拡充】 本事業は、イノシシ等の野生鳥獣による農作物被害及び人身被害の予防・軽減を図ることを目的としている。 有害鳥獣の捕獲及び駆除のための出動に対する報償金の交付や、新規わな免許取得者への支援に加え、令和5年度から狩猟団体の通年活動を認め、駆除体制の充実を図ったことで、令和6年度は、狩猟団体によるイノシシの捕獲数が過去最多の2,225頭となっている。 一方、本市における有害鳥獣による農作物等の被害や住宅地への出没は増加傾向にあり、令和6年度のイノシシに関する相談件数が過去最多の1,287件となるなど、農作物被害及び人身被害の予防・軽減のニーズは年々高まっている。 さらに、自衛対策支援である防護柵の設置補助については、被害の予防・軽減効果が大きいことから、市民ニーズが高く、10月時点で予算の上限額に達しており、本事業の必要性は高いと認められる。 以上により、防護柵の設置補助等に対する予算の確保や効率的な捕獲活動のための体制、新たな技術の導入の検討など、一層の被害対策の強化を求め拡充とした。 一般質問 市民の声を反映 第3回定例会では24名の議員が一般質問を行いました。その主なものを要約して掲載しています。 高校生投票立会人の導入について 自由民主党  まき たかひろ 質問 若年層の投票率は低下傾向にあり、投票率をいかに向上させるかが喫緊の課題である。本市でも、子ども市議会の開催間隔を5年から4年に短縮したのは大きな意味があると考える。豊後高田市では夏の参議院議員選挙において、18歳の高校生を投票立会人として起用する取組が行われている。高校生投票立会人の導入について、本市の見解を聞きたい。 総務部長 本市では若者の政治や選挙への意識高揚のため、大学や専門学校において選挙サポーターへの登録を呼びかけており、選挙の際に投票立会人等に従事してもらっている。高校生が投票事務に携わることは、主権者教育の点でも効果的であり、今後は選挙サポーターへの登録呼びかけを高校生にも拡大していく。 高校での期日前投票所の設置について 公明党  あんどう みなこ 質問 若年層の投票率向上に向けて、投票デビューとなる時に選挙や政治の関わり方について学び、その後に投票する一連の取組として、高校に期日前投票所を設置することについて、見解を聞きたい。 総務部長 満18歳になり、選挙権を得た高校生が早い段階で投票を体験することで、選挙への関心が高まり、将来にわたる投票習慣の醸成につながることが期待できるなど、高校での期日前投票所の設置は、主権者教育の観点からも有効な取組と考える。一方で、設置にかかる経費や開設期間等運用上の課題、受入れ側となる高校の理解と協力を得る必要があることなど、設置に当たって整理すべき課題もあることから、今後、検討を行っていく。 公共施設使用料の減免措置見直しに関する今後の進め方は ネットワークみらい  なりさこ けんた 質問 公共施設使用料の減免措置見直しについては、本年3月の定例会にて、スポーツ推進計画や部活動の地域展開などの各種政策への影響が懸念されると当会派から指摘しており、団体等からも懸念する声がある。今後、開催される説明会に臨む姿勢として、意見交換の場として実施することや、課題が見つかれば必要な対策を講じるべきと考えるが見解は。 財務部長 減免基準の見直しについては、市内9か所で説明会の実施を予定しており、各団体や地域の皆様から丁寧に意見を伺いたいと考えている。また、各課への意見や調査結果等を総合的に勘案し、慎重に判断するとともに、提起された課題等への対応を行う場合は、予算措置を行うことも含めて検討していきたい。 リチウムイオン電池の処分方法の周知と回収方法について 新市民クラブ  よしかわ なおき 質問 本年8月にふくむね環境センターで火災が発生し、不燃物集積場等が焼損したが、リチウムイオン電池が原因である可能性を否定できない。リチウムイオン電池は身近な家電に広く使われているが、処分方法の誤解が多い。処分方法について改めて周知するとともに、ごみステーションでの回収を可能とするなど、回収方法を見直すべきと考えるが、見解は。 環境部長 処分方法について市報やSNS等で周知を行ってきたが、今後はテレビ、ラジオでの広報やごみステーションへの啓発看板の設置など、周知方法の拡充を図っていく。また、ごみステーションでの回収は安全面など課題があるため、国の動向を注視するとともに、他都市の状況等を参考とする中で検討していく。 迅速な避難のために津波避難ビルの解錠手法を改善しては 新市民クラブ  つつみ ひでき 本市指定の津波避難ビルの発災時の解錠手法について、一部の民間施設では居住者による対応や避難者が非常用ボタンを押す方式もあるが、発災直後に確実に作動するのか、市有施設では自主防災組織に鍵を預けているとのことだが、夜間等に確実に駆けつけられるのか不安や疑問が残る。地震や津波警報と連動して扉を自動解錠するシステム等の導入など、解錠手法の改善を検討しては。 総務部長 民間施設の津波避難ビルは、平時の防犯面などの観点等から、自動解錠システムの導入についてビルの居住者等から同意を得ることは難しいと考える。市有施設は費用面等の課題などから、導入に至っていない。自動解錠システムについては、引き続き情報収集に努めていく。 指定有料ごみ袋を活用したレジ袋削減の取組について 公明党  ひらた ともあき 質問 市民が日常生活の中で自然に取り組めるエコ活動として、現在10枚1組で販売している指定有料ごみ袋について、買物の際のレジ袋として活用できるよう、1枚単位で販売することにより、レジ袋を削減する取組を進めていってはどうかと考えるが、見解は。 環境部長 指定有料ごみ袋を1枚単位でレジ袋として効率的に活用することで、市民の利便性の向上、レジ袋の削減が期待されることから、議員から提案があったレジ袋削減に向けた取組については、市民4,000人を対象とした家庭ごみ有料化制度に関する市民意識調査において、市民ニーズを把握するとともに、他都市の取組状況などを検証し、実証実験の実施も含め検討していく。 科学館設置の可能性について ネットワークみらい スカルリーパー・エイジ 質問 本市では科学館設置の可能性について調査研究を行っているが、科学館を新設した場合に発生する建設費用やランニングコスト、本市の財政状況を考慮すると既存施設の充実や関係機関との連携強化等に力を入れるべきと考えるが、見解は。 教育部長 科学館設置の可能性については未来を担う子供たちが未知なるものへの興味・関心を高め、意欲的な学びにつながる場が中心市街地の機能や回遊性の向上に期待できるとの考えのもと、調査研究を行っている。その際、既存施設の役割を意識し、民間のノウハウや資金を活用した事業手法等あらゆる可能性を検討するとともに、市民の意見を踏まえ、継続的な学びの場としての科学館も含めた中心市街地の在り方を検討していく。 自転車安全点検後の対応について 公明党  はしもと たかひろ 質問 交通反則通告制度、いわゆる青切符が令和8年4月1日から導入され、自転車の整備不良も違反の対象となる。また、整備不良の自転車による事故を起こさないためにも、学校において無料で実施されている安全点検後、要整備の自転車については、整備の実施を促すことが必要と考えるが、見解は。 教育部長 本市では、大分県自転車二輪車商協同組合が、自転車通学生の多い中学校を希望に応じて訪問し、車両の安全点検を実施している。実施校において点検結果に基づき量販店や専門店の整備士による修理や整備を行うよう呼びかけるとともに、その他の学校においても集会等を通じて日常的な点検を行うよう周知しており、引き続き車両整備を促進していく。 性に関する指導の充実について 自由民主党  ひらもと いずみ 質問 様々なメディアの発達に伴い氾濫した情報が、青少年の性行動の乱れや、10代の人工妊娠中絶件数の増加等につながっている。正しい学びを深めることは、命の大切さや自尊感情、正しい性の価値観、性に関する適切な意思決定の力を育み、子供の心身を守っていくことに寄与するため、性に関する指導の充実が重要と考えることから、大分県助産師会等、諸団体への委託授業など、学びの場を拡充していく考えがあるか聞きたい。 教育部教育監 学びの場の充実については、本市保健所が大分県助産師会に委託し実施する思春期健康教育事業により、昨年度は38件、今年度は拡大し52件の実施を予定している。今後も各学校の実態に応じ、性に関する指導の一層の充実を図っていく。 学校における性犯罪防止策の強化について 日本共産党  さいとう ゆみこ 質問 名古屋市で発覚した教職員による盗撮事件によって、学校現場は深刻な事態となっている。被害の認識さえ困難な子供への性暴力は絶対に許されず、不信感を広げないためにも、防止策を徹底するべきである。教職員の私用スマートフォンの取扱い制限、健康診断の際のプライバシーや心情への配慮など、共通認識にすることが重要である。学校現場で性犯罪を絶対に起こさせないための具体的な防止策の強化について見解は。 教育部長 健康診断におけるプライバシーへの配慮、私用スマートフォンの利用制限などを指導するほか、公用携帯電話のカメラ機能の使用を制限している。今後も教職員による性暴力等の未然防止に向け、取組の徹底を図り信頼の確立に努めていく。 いちりつ幼保連携型認定こども園の設置について ネットワークみらい  かい たかゆき 質問 本市では、これまでに4園のいちりつ認定こども園が設置されたが、次の設置地域が不透明で、幼稚園教育や保育のニーズにも応えられていない。今後のいちりつ幼保連携型認定こども園の設置に向けた見解は。 子どもすこやか部長 平成30年度に策定した、大分いちりつ幼稚園及び保育所の在り方の方針に基づき、地区公民館区域を基本単位とし、各区域に原則として1か所のいちりつ認定こども園の設置を進めており、4地区で設置されている。今後のいちりつ認定こども園の設置については、今後の幼児教育・保育ニーズの動向や周辺私立施設の状況、設置場所の選定や工事手法の検討、地元住民の意向など、地区ごとに様々な課題や勘案すべき事項があることから、一つ一つ慎重に検討を行っていく。 アーティストバンクの推進について 公明党  かわべ ひろこ 質問 アーティストバンクについて、その活用を含め、推進していくために、市民が定期的にアートに気軽に触れられる機会の創出に対する本市の考えを聞きたい。 企画部長 アーティストバンク専用ウェブサイトポートの周知や登録の拡大を目的として「おおいたまちなか芸術祭ポートフェス」を昨年度から開催しており、登録アーティストが参加し、ステージパフォーマンスや展覧会等を行っている。また、市主催事業に登録アーティストを積極的に起用するとともに、市民や地域活動団体等にポートを活用してもらう中で多彩なイベント等が開催されている。今後も一層の情報発信を図り、市民が身近な場所で文化芸術に触れる機会の充実につなげていきたい。 女性の県外流出抑制について 地域政党おおいた。  なおの さとこ 質問 若い女性の県外流出が増え、労働力確保の観点からも極めて大きな損失となっている。女性の県外流出抑制に向けて、働きやすい労働環境づくりや環境整備について、どのように取り組んでいるのか。 商工労働観光部長 市内企業に対して、女性活躍推進法等の遵守や、ワーク・ライフ・バランスの推進に関する制度等の周知や情報提供を行うことで、働きやすい職場づくりに向けた意識醸成を図っている。また、大学生等に早い段階で市内企業の情報を提供するため、学生に合う仕事を企業と共に見つけ、相互に理解を深める取組や、起業を目指す女性に対しては、大分市創業者応援事業補助金制度に女性の補助率をかさ上げする優遇措置を設ける等、起業サポートにも力を入れている。 にぎやかでおしゃれな田ノ浦ビーチについて 自由民主党  しん よしかず 質問 田ノ浦ビーチのここ5年間の来場者数を聞きたい。また、子供向け遊具が少ないとの声を聞くため遊具の増設についての見解を聞きたい。さらに、他市のビーチの好事例を踏まえ、おしゃれなカフェ等の設置、子供向けイベント、音楽やダンスのイベント等を開催し、酒類の提供を含めた新しい魅力づくりについて地域住民や民間事業者との協働によって、にぎやかでおしゃれな田ノ浦ビーチにしていく考えはないか聞きたい。 都市計画部長 来場者数については、毎年約20万人である。また、子供向け遊具の増設については、利用者のニーズ把握に努める。おしゃれなカフェや子供向けイベント等の案は、田ノ浦海水浴場運営協議会、地域住民、民間事業者と意見交換を進める。 22街区・54街区活用の具体的道筋について 自由民主党  くらかけ まさひろ 質問 22街区・54街区の民間アイデア募集にあたり、本市の本気度が問われている。協議会設置や土地利用形態の多様化、資金スキームの支援等、民間の創意を引き出す柔軟な仕組みが必要である。前回の総括を踏まえ、今回は共創の姿勢で臨むべきと考えるが、事業実現に向けた具体的道筋について見解を聞きたい。 都市計画部長 民間の経営能力や資金活用の提案に加え、協議会の設置や資金調達スキームなど柔軟な提案にも対応していく。今後は、令和8年度に専門家による協議体を設立し、市民や若者と意見交換を行いながら利活用方針を検討していく。また、中心市街地の状況を踏まえ、同年度中に事業者選定に向けた整理を進め、魅力あふれるまちづくりに取り組んでいく。 路線バスの維持に向けた取組を ネットワークみらい  うつのみや ようこ 質問 近年、路線バスの減便や廃止が相次いでおり、本市においても路線バスの維持は大きな課題となっている。本市としても一定程度対策がなされているとはいえ、既に事業者の企業努力だけでは解決できない状況にある。他都市では、住民が主体となって対策を講じており、その姿は大きな力であり、非常に重要であると考える。路線バス維持のため、地域住民・事業者と連携した取組が必要であるが、見解を求める。 都市計画部長 路線バスを維持していくためには、市民等の積極的な利用も必要であることから、路線バスの利用を呼びかけるとともに、地域交通ネットワークの再構築を進める中で、市民や事業者をはじめとする関係者との連携にも取り組んでいく。 渋滞対策としての高速道路無料化について 日本共産党  いわさき たかひろ 質問 下郡校区周辺では、通勤時間帯に渋滞が発生するため、何らかの対策を講じる必要がある。市内には4つのインターチェンジがあり、高速道路を活用することで交通量を分散させることができる。渋滞対策としての高速道路無料化について国や県と協議を開始する考えはあるか。 都市計画部長 高速道路の有効活用による渋滞対策については、本年4月に設置した大分市総合政策企画会議交通システム部会において、本市職員による時差出勤制度の導入検討と併せて検討している。さらに、国や県が参画する大分県交通渋滞対策協議会において、市内の交通円滑化に向けた渋滞対策を検討しており、その中で高速道路の有効活用についても議論しているところである。 本市における児童虐待事案件数等の推移について ネットワークみらい  ほあき せいご 質問 大分県は令和7年4月から、県中央児童相談所しろさき分室を大分支所として独立させる組織改変を行った。じどうふくししらの人員を増やしたほか、支所長の決裁権限を拡大し、相談件数が多い大分市を管轄するためとして、増加傾向にある児童虐待事案への対応を強化していくとしているが、本市における児童虐待事案件数等の推移について聞きたい。 子どもすこやか部長 本市の児童虐待事案について、相談対応件数は令和4年度は1,531件、令和5年度は1,993件、令和6年度は2,077件と毎年増加している。虐待種類別では毎年の傾向として、言葉で脅したり、無視するなどの心理的虐待が全体の約半数を占めており、年齢別では未就学児が全体の約4割を占めている。 補聴器の普及率向上のための購入助成について ネットワークみらい  のがみ けいこ 質問 加齢性の難聴は、認知症につながるリスクが高く、早期の治療が重要である。難聴の治療で重要な役割を果たすのが補聴器である。全国の地方自治体では、補聴器の購入助成は広がっている傾向にあり、九州で助成がないのは佐賀県と大分県の2県だけと聞く。そこで、補聴器の普及率向上につなげるための購入助成について、本市の考えを聞きたい。 福祉保健部長 加齢性難聴に関する補聴器購入の補助制度については、全国的な制度創設が望ましいと考えていることから、全国市長会を通じ、購入補助制度の創設を継続して国に要望している。一方で、現在中核市62市中25市で助成事業が実施され、年々増加していることから、引き続き、国や他都市の動向を注視していく。 大分県公式健康アプリ「あるとっく」について 自由民主党  ながの たつお 質問 本年4月から機能を充実させた新アプリ「あるとっく」は、ウオーキングや健康イベント参加等でのポイント付与により運動習慣の定着やイベント活性化等に役立つものである。今後、広報を積極的に行い普及を図るべきと考えるが、見解は。 福祉保健部長 本市では、本年3月に策定した大分市いきいき健康・食育プランに基づき身体活動・運動の必要性・効果・実践方法を広く周知している。具体的には、ホームページによる広報や健康推進員の活動の場等で「あるとっく」の機能や特典を説明し新規ダウンロードを促す取組を行っている。今後は若い世代も含めた幅広い世代に周知し、市民の健康増進につなげ、地域で行う様々なイベント等で活用を推進していく。 たいじょうほうしんワクチンの定期接種補助事業の個別通知について 地域政党おおいた。  えとう えんよう 質問 たいじょうほうしんは、突然発疹と強い痛みに襲われ、神経痛により長期にわたって生活に支障をきたす例も少なくない。発症後は早期対応が大切であると同時に、ワクチン接種は大きな安心につながる。しかし、本市の接種率は県下で極端に低い。一方で、「自分が対象であることを知らなかった」という市民の声もある。接種率向上には、他市のように対象者へ確実に情報を届けるために、個別通知を発送して接種を促すべきと考えるが。 福祉保健部長 たいじょうほうしんワクチンの定期接種は、対象者の接種期間が単年度で限られていることから、接種率が低調にとどまることのないよう個別通知を発送する。また、自治会への回覧や市報等により、丁寧な広報を実施し接種率向上に取り組んでいく。 災害派遣医療チーム(ディーマット)との連携体制について 公明党  いまやま ひろゆき 質問 災害現場におけるディーマットと消防局の連携体制について聞きたい。 消防局長 連携体制は、大分市消防局緊急消防援助隊等受援計画で定めており、実働関係機関との連携の中で、ディーマットと十分な連携を図るとともに、現地合同調整所を設置し、活動調整を行うよう計画している。また、消防対策部マニュアルでは、救急班の役割として、医療機関の受入れ状況やディーマットの派遣状況について、情報収集を行うよう計画している。道路の寸断などにより地理的孤立が発生した場合、現場指揮本部や現地合同調整所において孤立地域への安全かつ最適な進入ルートを選定し、あらゆる手段を講じてディーマットを被災地に進入させ、医療支援が行えるよう努めている。 不要なため池の廃止について 自由民主党  おおつ まさよし 質問 過疎化と高齢化による担い手不足、農業の縮小や人口減少で、ため池の維持管理を担う人が減少し、特に高齢化が進む地域では、草刈りや点検などの作業が負担になっている。昔は農業用水として使われていたが、今ではみずじゅようが減り、使われないことが多く、ため池の役割が変わってきている。そこで、不要なため池の廃止について、見解を聞きたい。 農林水産部長 農業用ため池は、農業用水の確保としての役割だけでなく、洪水調整などの地域防災や多様な生物のすみかとして、自然生態系の保全など、多面的な機能を持つ農業用施設でもある。廃止を要望する施設管理者及び関係機関と十分に協議を行いながら、条件が整った場合には、農業用ため池の廃止を行っていく。 本市におけるカームダウンルーム等の対応状況は おおいた市民クラブ  いわかわ よしえ 質問 発達障がい等のある方が、外部の音や視線を遮断し気持ちを落ち着かせるためのスペースとして、民間施設ではカームダウンルーム等の設置が増えているが、本市の小中学校、大分七夕まつりやおおいた「夢」花火での対応状況は。 教育部教育監 児童生徒の状況に応じ、余裕教室の利用や特別支援学級の教室の後方にパーティションや簡易テント等でクールダウンスペースを作るなど、各学校で工夫している。 商工労働観光部長 大分七夕まつりや、おおいた「夢」花火は、屋外開催に加え、音や光を利用した演出も多く、電源の確保や設置場所の課題も多くあるが、他都市の野外イベントでの対応を調査し、近隣店舗等の使用されていない空間の活用などを検討する。 連載企画22 ステップアップ市議会だより 決算審査について Q1 なぜ決算について議会の認定が必要なの? A1 予算の執行が適正であったかどうかを確認することは、市政の公正性・透明性・信頼性を確保する上で、非常に重要な手続きです。議会の役割の中に「市政運営の監視」がありますが、決算の審査・認定は、議会の監視機能のうちでも重要なものの一つといえます。また、決算審査を通じて、財政上の課題を発見し、将来の財政運営に生かしていくことも、決算審査を行う理由の一つです。 Q2 決算審査での議論を深めるためにどんなことをしているの? A2 本市議会では、事務事業(市が行っている事業)の必要性、妥当性、達成度、費用対効果などの観点から、決算審査をより深めるために、平成24年度から事務事業評価を行っています。事務事業評価で審査した結果が翌年度の予算編成に反映されるよう要望し、一層の市民福祉の向上や市政の発展に寄与することが目的です。 Q3 どんな日程で行われるの? A3 今回の決算審査は、次の日程で行いました。 9月1日 本会議 決算審査特別委員会を設置 第1回全体会 正副委員長の選任 常任委員会と所管を同じくする5つ(総務、厚生、文教、建設、経済環境)の分科会を設置 9月16日 第2回全体会 執行部から令和6年度決算についての説明 9月17日 分科会に分かれて審査 9月24日 第3回全体会 それぞれの分科会での審査内容について報告 委員会における採決 9月25日 本会議 決算審査特別委員長報告 本会議における採決 第4回定例会の日程 令和7年第4回定例会は、11月28日から12月12日までの予定です。(日程は、変更することがあります) 会議録の御案内 大分市議会の本会議での質問や答弁、市長の施政方針などの発言は、毎回、会議録にまとめられ、市民図書館や公民館などで自由に御覧いただけます。 また、ホームページの大分市議会→会議録検索からも御覧いただけます。 〔 本会議をケーブルテレビで中継しています 〕 大分ケーブルテレコムは地上デジタル121チャンネル、大分ケーブルネットワークは地上デジタル112チャンネルで生中継します。 ひがしおおいたシステムは、定例会終了後に録画中継をします。 〔 本会議をインターネットで中継しています 〕 (生中継) 次回の生中継は、令和7年第4回定例会(11月28日、12月4日、5日、8日、12日)のいずれも午前10時からの予定です。 (録画中継) 過去4年分の録画中継を御覧いただけます。 人事案件 9月16日に市長から提出された人権擁護委員の推薦についての人事案件は、委員会付託を省略し、本会議で直接審議した結果、次の方々の推薦に同意しました。 ▽人権擁護委員 いしまる きくこ (再任) しげいし たづこ (再任) かめい まさてる  (再任) しん みほこ (再任) きちせ みか  (新任) 第78回大分県民スポーツ大会の結果 9月13日から15日に行われた第78回大分県民スポーツ大会に大分市議会議員が出場しました。陸上の400メートルリレーでは3位入賞を果たし、大分市の総合優勝に貢献しました。 常任委員会審査結果 令和7年第2回定例会から継続審査となっていた請願・陳情並びに、令和7年第3回定例会に上程された議案、請願について各委員会で審査した要旨は、次のとおりです。 総務常任委員会 公共施設における使用料の減免措置の継続・拡充に関する請願等を審査 当委員会は、予算議案3件、一般議案6件、請願5件及び継続審査中の請願3件、陳情3件を審査した。 今回新たに付託された、公共施設における使用料の減免措置の継続・拡充に関する請願ほか4件は、同様の趣旨の請願が文教常任委員会にも付託されたことから、総務常任委員会・文教常任委員会連合審査会を開催した。委員からは様々な質疑、意見が出され、連合審査会を終了した。再開した当委員会において、委員からは「今後、各地区での説明会において、市民や団体の意見を聴く機会が予定されていることから、その結果を踏まえて判断したい」等の意見が出された。審査した結果、継続審査とすることに決定した。 厚生常任委員会 大分市こどもルーム条例の一部改正について等を審査 当委員会は、一般議案3件、請願2件及び継続審査中の陳情1件を審査した。 一般議案のうち、大分市こどもルーム条例の一部改正については、市内に住所を有するという条件を削除し、こどもルームの使用者の範囲を改正しようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定した。 また、大分市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正については、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部改正に伴い、規定の整備をしようとするものであり、異議なく原案を承認することに決定した。 文教常任委員会 学校給食費無償化を求める意見書提出の請願等を審査 当委員会は、請願3件及び継続審査中の請願1件を審査した。 学校給食費の無償化を求める意見書提出方ほか1件は、一括して審査を行い、審査した結果、継続審査とすることに決定した。 今回新たに付託された、学校体育施設使用料の減免制度継続に関する請願ほか1件は、同様の趣旨の請願が総務常任委員会にも付託されたことから、総務常任委員会・文教常任委員会連合審査会を開催した。連合審査会の終了後、再開した当委員会において、委員からは「減免制度の廃止によって影響を受ける子供たちについて、教育委員会としてどのように考えているのか」等の質疑等が出された。審査した結果、継続審査とすることに決定した。 建設常任委員会 水道事業給水条例及び公共下水道条例の一部改正等を審査 当委員会は、予算議案1件、一般議案2件、継続審査中の陳情1件を審査した。 一般議案のうち、大分市水道事業給水条例及び大分市公共下水道条例の一部改正については、災害その他非常の場合において、他の地方公共団体の長の指定を受けた者等が給水装置工事及び排水設備等の新設等の工事を施行することができるようにしようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 また、市道路線の認定及び廃止については、もりまちにし三丁目1号線など3路線を認定し、すぎばるいかりおせんを廃止しようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 経済環境常任委員会 令和7年度一般会計補正予算等を審査 当委員会は、予算議案1件及び一般議案1件を審査した。 予算議案の令和7年度一般会計補正予算については、企業が行う設備投資や新規雇用を支援するための助成金の追加計上等であり、委員からは「助成金に関し、毎年のように補正予算が計上されているが、どのように予算を組んでいるのか」などの質疑が出された。審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 また、一般議案の大分市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例の一部改正については、大分市放置自動車廃物判定委員会を廃止しようとするものであり、審査した結果、異議なく原案を承認することに決定した。 令和7年第1回臨時会 議決結果 議案番号 件名 議決結果 一般議案 議第88号 はしご付消防自動車の購入について 可決(全員) 議第89号 高規格救急自動車の購入について 可決(全員) 議第90号 工事請負契約の締結について(大分市消防総合訓練所補助塔改築工事) 可決(全員)   令和7年第3回定例会 議決結果 議案番号 件名 議決結果 予算議案 議第91号 令和7年度大分市一般会計補正予算(第2号) 可決(多数) 議第92号 令和7年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 議第93号 令和7年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 可決(全員) 一般議案 議第94号 大分市支所設置条例の一部改正について 可決(全員) 議第95号 大分市議会議員及び大分市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第96号 大分市職員等の旅費に関する条例等の一部改正について 可決(多数) 議第97号 大分市恩給条例の一部改正について 可決(全員) 議第98号 大分市こどもルーム条例の一部改正について 可決(全員) 議第99号 大分市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例の一部改正について 可決(全員) 議第100号 大分市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について 可決(全員) 議第101号 大分市水道事業給水条例及び大分市公共下水道条例の一部改正について 可決(全員) 議第102号 大分市立幼稚園条例の一部改正について 可決(全員) 議第103号 大分市スポーツ施設条例及び大分市市民行政センター条例等の一部を改正する条例の一部改正について 可決(全員) 議第104号 他の普通地方公共団体の公の施設を大分市の住民の利用に供させることに関する協議について 可決(全員) 議第105号 市道路線の認定及び廃止について 可決(全員) 決算議案 議第106号 令和6年度大分市歳入歳出決算の認定について 認定(多数) 議第107号 令和6年度大分市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 可決及び認定(多数) 議第108号 令和6年度大分市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 可決及び認定(多数) 人事議案  議第109号 人権擁護委員の推薦について 同意(全員)   請願・陳情 審査結果 番号 題名 議決結果 新たに提出されたもの 令和7年 請願第6号 学校体育施設使用料の減免制度継続に関する請願 継続 令和7年 請願第7号 公共施設における使用料の減免措置の継続・拡充に関する請願 継続 令和7年 請願第8号 学校給食費の無償化を求める意見書提出方について 継続 令和7年 請願第9号 高齢者の聴力検査・検診及び加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設に関する請願 採択(全員) 令和7年 請願第10号 最高裁判決に従い生活保護制度の充実を求める意見書提出方について 継続 令和7年 請願第11号 学校体育施設における使用料の減免措置の継続に関する請願 継続 令和7年 請願第12号 学校体育施設における使用料の減免措置の継続に関する請願 継続 令和7年 請願第13号 公共施設における使用料の減免措置の継続・拡充に関する請願 継続 令和7年 請願第14号 公共施設(特に学校体育施設等)における使用料の減免措置の継続に関する請願 継続 令和7年 請願第15号 公共施設(特に学校体育施設等)における使用料の減免措置の継続・拡充に関する請願 継続 継続審査中のもの  令和7年 請願第2号 高額療養費制度の負担上限額引上げの実施見送りではなく白紙撤回を求める意見書提出方について 継続 令和7年 請願第3号 小学校給食費の無償化を求める請願 継続 令和7年 請願第4号 消費税5%への減税を求める意見書提出方について 継続 令和7年 請願第5号 インボイス制度の廃止を求める意見書提出方について 継続 令和7年 陳情第2号 大分市からの要請で自治会が行っている自治委員の推薦制度の見直しに関する陳情 継続 令和7年 陳情第3号 大分市からの要請で自治会長が行っている民生委員の推薦制度の見直しに関する陳情 撤回(全員) 令和7年 陳情第4号 自治会独自の住環境整備に対する支援事業の新設に関する陳情 撤回(全員) 令和7年 陳情第5号 旧なかしま小学校跡地利用に関する陳情 継続 令和7年 陳情第8号 陸上自衛隊大分ぶんとんちへの弾薬庫9棟建設についての陳情 継続 あなたの声をお聞かせください! 大分市議会 市民意見交換会 市議会では、市民の皆さんに開かれた議会を目指して、意見交換会を開催します。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。 開催期間 令和7年11月10日月曜日から16日日曜日 時間 平日 午後7時から8時30分 土曜日 午後2時から3時30分 日曜日 午前10時から11時30分 内容 1 議会からの報告 ・昨年の市民意見交換会における意見・質問等への対応 ・事務事業評価結果 2 テーマに基づいた意見交換 【テーマ】(仮称)人とひとがつながる大分市条例 3 市議会及び市政への意見 開催日 場所 時間 11月10日月曜日 南大分公民館 研修室1・2 午後7時から8時30分 11月10日月曜日 おおざい市民センター 第3・4会議室 午後7時から8時30分 11月11日火曜日 大分西部公民館 多目的ホール 午後7時から8時30分 11月11日火曜日 さかのいち市民センター 大会議室 午後7時から8時30分 11月12日水曜日 のつはる市民センター 多目的ホール 午後7時から8時30分 11月12日水曜日 めいじあけの公民館 視聴覚室 午後7時から8時30分 11月13日木曜日 大分東部公民館 大会議室 午後7時から8時30分 11月13日木曜日 大分南部公民館 研修室2・3 午後7時から8時30分 11月14日金曜日 だいなん市民センター 大会議室 午後7時から8時30分 11月14日金曜日 さがのせき市民センター 研修室1・2 午後7時から8時30分 11月15日土曜日 わさだ市民行政センター 大会議室 午後2時から3時30分 ※11月15日土曜日のわさだ市民行政センターはグループ形式で実施します 11月16日日曜日 大分中央公民館(にあげ複合公共施設内) 大会議室 午前10時から11時30分 11月16日日曜日 つるさき市民行政センター 大会議室 午前10時から11時30分 編集後記 広報副委員長 みやべ かずひろ 「どんな市議会だよりなら見てもらえるかな」定例会ごとに7人の委員が意見を交わしながら、レイアウトや文字数、記事に関する写真など、限られた紙面の中で、正確に分かりやすく議決結果や委員会の審査結果を市民の皆様に伝えることができるのか試行錯誤しています。私は、今回2回目の広報委員を務めますが、1回目の時よりもはるかに見やすい紙面になってきていると実感しています。 本年2月の市議会議員選挙を経て新たな広報委員が選任されていますが、広報媒体の編集経験者やSNSに力を入れている議員など広報に明るい委員もおり、あらゆる視点でこれまでにない市議会だよりにしたいと思っています。 今年も11月10日から16日の間、市民意見交換会が開催されますが、ぜひお越しいただき、市議会だよりに関する御意見をいただけると幸いです。