ホーム > 環境・まちづくり > 都市計画 > バリアフリーのまちづくり > ユニバーサルデザイン・バリアフリーを活かしたまちづくりについて、出前授業を実施しました
更新日:2017年9月6日
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誰もが安心・安全なまちの実現のため、ユニバーサルデザイン・バリアフリーをまちづくりにどのように活かしていくかを考えていくことを目的として、出前授業を開催しました。
今回は、上野丘高校が取り組んでいるスーパーグローバルハイスクールの一環として、「暮らし生活」をテーマとして取り組んでいる1年生10人が、フィールドワークのとしての出前授業となりました。
ユニバーサルデザインやバリアフリーに関する講義や車いす体験・視覚障がい者体験のほか、実際にまちを歩きながら、高齢者や障がい者等も含めた全ての人が安心・安全に暮らせるまちづくりへの意識向上を図りました。
日時:8月17日(水曜日)午前9時~正午
場所:ホルトホール大分 404会議室ほか
参加:上野丘高校1年生 10人
【講義】
はじめに、ユニバーサルデザインやバリアフリーの意味や、考え方などについて講義を行いました。
【ユニバーサルデザイン体験】
ユニバーサルデザインの道具を実際に見て、触ってみました。
【車いすの使用体験】
車いすの使用体験を行いました。
ホルトホール内の「障がい者福祉用具体験室」で、街なかにある段差や傾斜のある道を移動したり、建物の中の扉の開け閉めや点字ブロックの上などを、車いすに乗って移動しました。
小さな段差や傾斜が車いすにとって、どれくらいバリア(障害)になっているのかを体験しました。
【視覚障がい者疑似体験】
視覚障がい者の疑似体験をしました。
アイマスクに白杖を使って、ホルトホール内の移動や、エレベーターの利用、自動販売機でのジュース購入を目隠しをしたまま行いました。
視覚障害者誘導用ブロックや点字の役割などを体験し、それらが視覚障がい者にとってどれほど重要なのかを体験しました。
【障がい者のお話】
大分市視覚障害者協会の木村会長に、視覚障がい者が普段どのように生活しているか、どのような点が困るのかなどについてお話をしていただきました。
【まち歩き】
最後はまちなかを歩き、スムース横断歩道や視覚障害者誘導用ブロック、歩道と車道との段差など、バリアフリーやユニバーサルデザインがまちなかにどれだけあるのかを知り、また、普段は意識しない段差や階段、お店の看板などが車いすや白杖を使う人にとってどれだけ危険なのかを考えました。