第44回大分市技能者表彰 受賞者を紹介します
大分市では、高い技能を習得しさまざまな分野で活躍する技能者の功績をたたえるとともに、技能尊重の気風を高めるために、市内居住の優れた技能者を表彰する「大分市技能者表彰」を行っています。
第44回目となる今年度は、「功労の匠」2名、「技能の匠」2名、「期待の匠」5名の、計9名の方々が受賞され、11月15日(月曜日)に表彰式を開催しました。
受賞された皆さんを紹介します。

功労の匠
表彰基準
- 60歳以上の者であること
- 優れた技能を有し、同一の職業に30年以上従事している者であること
- 技能を通じて後進の指導育成を行い、市の産業発展に寄与した者または貴重な技能により伝統文化の継承若しくは発展に寄与した者であること
受賞者
- 池部 寛 さん(小佐井):造園
1級造園技能士をはじめ数多くの資格を有し、その高い技能により厚生労働省「ものづくりマイスター」にも認定されています。永年にわたり業界団体の役員を歴任し、業界の発展に貢献したことが評価され、数多く表彰されています。
- 三浦 敏孝 さん(三佐):左官
1級左官技能士、職業訓練指導員などの資格を有し、その技能が認められ県技能顕功賞を受賞されています。業界団体の役員を長く務め、後進の指導育成に尽力するなど、業界の発展にも貢献されています。
技能の匠
表彰基準
- 40歳以上の者であること
- 優れた技能を有し、同一の職業に15年以上従事している者であること
- 各種技能大会等において優秀な成績を収めた者または技能が卓越していると認められる者であって、市の産業振興に寄与した者であること
受賞者
- 佐藤 千夏 さん(泉町):バーテンダー
インターナショナルバーテンダーなどの資格を有し、卓越した技能と豊富な専門知識により、全国バーテンダー技能競技大会で優勝するなど、数々の賞を受賞されています。後進の指導育成にも尽力され、業界の発展にも貢献されています。
- 田中 慎治 さん(西大道):調理(日本料理)
永年にわたり日本料理の技術研鑽に励み、卓越した包丁の技と、食文化の普及、後進の指導への功績が評価され、九州調理師会連合会より優秀調理師として表彰されています。業界団体の役員を務めるなど、技能の伝承にも尽力されています。
期待の匠
表彰基準
- 40歳未満の者であること
- 各種技能大会等において優秀な成績を収めた者であって、技能習得の意識が高く、将来を特に嘱望される者であること
受賞者
- 後藤 真俊 さん(永興):造園
1級造園技能士をはじめ多くの資格を有し、県技能祭技能コンクールで優秀な成績を収められています。業界団体青年部の役職に就き、若手造園家の技術向上の先頭に立つなど、今後の活躍が期待されています。
- 丸田 純哉 さん(畑中):建具製作
日頃より技能向上のために自己研鑽に努められ、建具製作に関する資格を有しています。県技能祭技能コンクールで第1位に輝くなど優れた成績を収められており、今後の活躍が期待されています。
- 髙橋 翔大朗 さん(東大道):調理(西洋料理)
永年にわたり西洋料理の調理技能を培い、特にフランス料理の分野で卓越した技能を発揮されています。数多くの料理コンクールで優秀な成績を収め、業界団体の活動にも積極的に参加するなど、今後の活躍が期待されています。
- 吉岡 紀輝 さん(けやき台):鉄筋施工
1級鉄筋施工技能士をはじめ数多くの資格を有し、県技能祭技能コンクールで第1位に輝くなど優れた成績を収められています。小学生の技能体験教室にも積極的に参加するなど社会貢献にも尽力されており、今後の活躍が期待されています。
- 和泉田 翔吉 さん(猪野):型枠施工
1級型枠施工技能士をはじめとした多くの資格を有し、県技能祭技能コンクールで優秀な成績を収められています。難易度の高い大型工事に携わっており、地域の発展に貢献するなど、今後の活躍が期待されています。